NetScaler VPXへのログイン¶
動作確認バージョン: | NetScaler VPX Version13.1 Standard Edition |
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ロードバランサーの設定を実行するためには、NetScaler VPX にログインする必要があります。
ログインにあたっては、作成時に通知されたパスワードが必要です。厳重に保管してください。
NetScaler VPX GUIへのアクセス方法 (HTTP/HTTPS)¶
注釈
- HTTPでプロキシサーバーを経由した通信の場合、プロキシサーバーがキャッシュ動作やパスの変更などを行うため、正常に動作しない可能性がございます。問題がなければよりセキュアなHTTPSでの通信を推奨いたします。
HTTPでのログイン¶
ブラウザのURL欄にロードバランサーのIPアドレス(http://192.168.10.250)を入力してEnterを押すとGUIログイン画面にアクセスできます。
下記表示画面において、「User Name」と「Password」の入力を行い、「Log On」をクリックします。
User Name | ユーザー名(デフォルトもしくは作成したもの) |
Password | パスワード(デフォルトもしくはユーザー名作成時に設定したもの) |
注釈
- 初回ログイン時は、ロードバランサー作成時に表示されたユーザー名とパスワードを入力します。
- 閲覧権限のみをもつユーザーでログインしたい場合は、user-read アカウントを使用してログインしてください。
HTTPSでのログイン¶
ブラウザのURL欄にロードバランサーのIPアドレス(https://192.168.10.250)を入力してEnterを押すとGUIログイン画面にアクセスできます。
下記表示画面において、「User Name」と「Password」の入力を行い、「Log On」をクリックします。
User Name | ユーザー名(デフォルトもしくは作成したもの) |
Password | パスワード(デフォルトもしくはユーザー名作成時に設定したもの) |
注釈
- 初回ログイン時は、ロードバランサー作成時に表示されたユーザー名とパスワードを入力します。
- 閲覧権限のみをもつユーザーでログインしたい場合は、user-read アカウントを使用してログインしてください。
警告画面について
ブラウザによっては以下のような警告画面が表示されます。「危険性を承知で続行」をクリックすることでGUIログイン画面にアクセスできます。
注釈
- 次回以降のアクセスからはブラウザのURL欄にロードバランサーのIPアドレス(192.168.10.250)を入力してEnterを押すとGUIログイン画面にアクセスできます。
初期設定¶
初回ログイン後は、下図のようなNetScaler VPX の初期設定画面が表示されます。
注釈
- Internet Explorerを使用して接続する場合、インターネットオプションの「セキュリティ」タブにおいて、「レベルのカスタマイズ」をクリックし、「アクティブスクリプト」を有効にしていただく必要があります。
初期設定画面では、下記1から4の各種設定が確認できます。
- 1.Citrix ADC IP Address
- 弊社がNetScalerを管理するために使用しているIPです。お客さまにて利用することはできません。
- 2.Subnet IP Address
- カスタマーポータルで指定した値が表示されます。
- 3.Host Name, DNS IP Address, and Time Zone
- お客さまにて利用することはできません。「Do it later」をクリックして、CLIで設定ください。
- 4.Licenses
- 本メニューで自動的に認証されますのでお客さまによる認証は不要です。
- "4.Licenses"のボタンをクリックするとエラー画面が表示されますが、認証は完了しておりますので「Back」をクリックして画面を戻してください。
「Continue」をクリックすると「Configuration」画面が表示されます。
注釈
- User-readアカウントでログインした場合、ログイン後あるいはSystem Sessionsタブをクリックすると、「Error in retrieving System Session.Feature is not implemented.」というエラーが表示されますが、本メニュー利用における影響はございませんので、「OK」をクリックしてください。
NetScaler VPX CLIへのアクセス方法 (SSH)¶
- NetScaler VPX にCLIでアクセスしたい場合は、事前にロードバランサーインスタンスに割り当てたIPアドレスに対するSSHアクセスを許可する必要があります。
- SSH許可後、アクセス可能な端末よりSSHアクセスを行い、CLIでの設定をお願いします。
SSHアクセスの許可¶
- 左ペインより、「System」→「Network」→「IPs」をクリックします。
- アクセス先のIPアドレスを選択して「Edit」をクリックします。
- 「Application Access Controls」にて「SSH」のチェックボックスを選択し、「OK」をクリックします。
- SSHアクセスを許可したIPアドレスに対して下記のようなコマンドを実行します。PWを求められるので、作成時に表示されたパスワードを入力します。
ssh user-admin@192.168.10.250
Password:
Done
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注釈
- 初回ログイン時は、ロードバランサー作成時に表示されたユーザー名とパスワードを入力します。
- 閲覧権限のみをもつユーザーでログインしたい場合は、user-read アカウントを使用してログインしてください。