3.3.2 ミラーリング 機能

IoTデバイスから送信したデータをクラウドアダプタの複数の送信先にデータを複製して送信する機能となります。

設定項目

IoT Connect Gateway 上の設定項目は以下の内容となります。

設定項目 説明
グループ名
任意のグループ名を入力出来ます。
Path
任意のエントリーポイントを入力出来ます。
有効
ONにするとミラーリングが有効になります。
優先度
小さい数値が優先されます。
プロトコル
HTTP固定となります。
転送先グループ名
作成したグループからの選択となります。
転送先設定名
転送先グループ内の 「スタンダード」 、 「イベント」 、 「ファンクション」 、 「ストレージ」 からの選択となります。
Primary
転送先設定のPrimaryを指定します。Primary以外の転送先はSecondaryとなります。

注釈

  • ミラーリングを複数作成し、同一転送先グループを指定した場合、同一のエントリーポイント(Path)は設定不可になります。異なるエントリーポイント(Path)を指定した場合は、複数設定を登録することが可能です。
  • エントリーポイント(Path)は設定なしの場合も"/"が必要です。また、ワイルドカード(*)を1つのみ使用可能です。
  • 転送先設定名に指定しているエントリーポイント(Path)のワイルドカードの数はミラーリングのエントリーポイント(Path)に使用されるワイルドカードの数と一致している必要があります。(複数ワイルドカードを設定している場合は設定不可となります。)
  • 優先度は1-999の間で指定出来ます。
  • 転送先設定名は最大5つまで設定可能です。
  • 1つのミラーリンググループの中でPrimaryを1つ設定する必要があります。2つ以上は設定不可になります。
  • Primaryで設定された転送先のレスポンスについては、デバイスにて確認できますが、Primary以外の転送先についてはレスポンスが返らないため、転送先クラウドでご確認ください。

ご提供項目

ご利用者様へのご提供項目は以下の内容となります。

ご提供項目 説明
エントリーポイント(HTTP)
mirroring-an1.icgw.ntt.com:80

※「ミラーリング」 機能の設定方法につきましては、「 チュートリアル 」「 APIリファレンス 」をご参照ください。