ベアメタルサーバーの新規作成方法 <スタンダードプラン>¶
ロジカルネットワークの作成が完了したあと、ベアメタルサーバーを新規に作成します。
コントロールパネルの左側ナビから「ベアメタルサーバー」を選択し、画面中央の「ベアメタルサーバーの起動」をクリックすることで、ベアメタルサーバーの作成画面に遷移します。
ベアメタルサーバーの作成にあたっては、下記の7つのタブでそれぞれ初期設定を入力することができます。
詳細 | ご利用になるサーバー名称やスペック(flavor)、サーバーの起動イメージ、サーバーを設置するゾーン/グループの設定 |
アクセスとセキュリティ | サーバー管理者のキーペアの登録およびSSHでアクセスする際の管理者パスワードの設定 |
ネットワーク | サーバーが属するネットワーク、およびIPアドレスの設定。事前にロジカルネットワークを作成しておく必要があります。 |
ディスク | サーバーのディスクパーティションの設定。自動で設定されるAutomaticと、お客様独自で設定するManualの2つが選べます。 |
Post-install script | サーバーの初期設定において、お客様側でカスタマイズを実施したい場合にスクリプトをアップロードしておくことで、作成時にスクリプトを実行します |
メタデータ | メタデータの登録ができます。 |
パーソナリティー | ベアメタルサーバーのご利用開始前に、SSH Keyや設定ファイルなどをベアメタルサーバーのファイルシステムに入れることができます |
注釈
キーペアの作成にあたっては、以下の2通りの方法があります。
- 「ベアメタルサーバー」→「サーバーリスト」と進み、「キーペア」のタブをクリックして、「キーペアの作成」を実行します。「キーペアの作成」を実行すると、.pemファイルのダウンロードが自動で行われます。.pemファイルは、作成したベアメタルサーバーのログインにあたっての秘密鍵となりますので、大切に保管してください。
- ベアメタルサーバー作成時に、キーペアのインポートを実施。インポートにあたっては、事前にお客さま側の端末においてssh-keygenコマンドを使用して公開鍵・秘密鍵を作成しておく必要があります。
詳細¶
ここでは、ベアメタルサーバーのOS上のホスト名や、起動イメージの指定、ベアメタルサーバーを設置するグループ/ゾーンの設定を行います。
注釈
複数のベアメタルサーバーをご利用になる場合、ゾーンやグループを考慮してリソースを作成することで障害対策を実施することができます。ゾーンおよびグループの考え方につきましては、詳細情報(リージョン/ゾーン/グループ) をご確認ください。
アクセスとセキュリティ¶
次に、サーバー管理者のキーペアの登録およびOSの管理者パスワードの設定を行います。
ここでは、事前に作成したキーペア、"TutorialKeypair" を指定します。
注釈
ベアメタルサーバー作成後、管理者パスワードをこのコントロールパネルから変更することはできません。
事前にキーペアを作成していない場合はプルダウン横の「+」をクリックし、「キーペアのインポート」からお客さまの端末で作成した公開鍵の登録を実施してください。
ネットワーク¶
サーバーが属するネットワーク、およびIPアドレスの指定を行います。
注釈
本作業に入る前に、ロジカルネットワークを作成しておく必要があります。作成方法については、ロジカルネットワーク をご確認ください。
ディスク¶
ベアメタルサーバーに内蔵されるディスクパーティションの設定を行います。パーティションの設定に関しては、自動で設定されるAutomaticと、お客様独自で設定するManualの2つが選べます。
注釈
Automaticに設定された場合は、弊社側であらかじめ用意しているOS毎の設定値によって設定されます。詳しくは、 詳細情報 をご確認ください。
Manualでディスクパーティション設定を行う場合は、下記のようなJSONフォーマットでパラメーターを入力する必要があります。
パラメーターの詳細については、 (参考)ベアメタルサーバーの新規作成時のパラメーター設定 もしくは、 ベアメタルサーバー APIリファレンス をご確認ください。
注釈
ESXiとCoreOSのオフィシャルイメージテンプレートで作成される場合、ディスクパーティションの個別設定は実施できません。
パーソナリティ¶
ベアメタルサーバーのご利用開始前に、SSH Keyや設定ファイルなどをベアメタルサーバーのファイルシステムに入れることができます。
事前に設定したいConfigファイルやSSH Keyを直接入力、もしくはファイルでアップロードを実施し、ファイル配置場所のパスを指定します。
注釈
作成したリソースを直接インターネットゲートウェイに接続される場合は、外部からの攻撃の被害を防ぐためにOS上でのセキュリティ設定を実施していただくことを推奨いたします。一般的な設定方法については、 (参考)OS上の一般的なセキュリティ設定方法 をご確認ください。
注釈
VMware ESXi for BYOLのオフィシャルイメージテンプレートを使った仮想化環境の構築手順例については、下記でご紹介しております。合わせてご確認ください。