ベアメタルサーバー(v1/v3/v4)のファームウェアアップデート方法について¶
注釈
本手順ではメディア接続機能を利用したアップデート方法を記載しています。
他にはベアメタルサーバーからインターネット接続機能を利用し、直接ダウンロードサイトからアップデートパッケージのダウンロードも可能です。
また、以下のチュートリアルはGeneral Purpose1, 2, 3, Workload Optimized 1 および Custom Plan が対象です。
v2のアップデート方法については次頁でご案内します。
なお、TPMが有効化されている場合、OSによってはリカバリーキーが必要となる場合があります。そのため、作業前にリカバリーキーを必ず取得してください。
注釈
動作検証が取れている最新バージョンは 「SPPGen91.2022_0822.4.iso」(v1),「SPP2024040000.2024_0416.18.iso」(v3/v4) です。 (2024年8月現在)
本構成について¶
以下環境のもとチュートリアルを作成しています。
動作検証が取れている最新バージョンとは異なるためご注意ください。
なお、本文中の外部リンクは2024年8月現在で最新のものを記載しています。
- オフィシャルイメージ
WindowsServer-2022_Standard_64_include-license_baremetal-server_01
- フレーバー
General Purpose 2 v5
- アップデートを行うツール
Service Pack for ProLiant(SPP) 【P76088_001_gen11spp-2024.09.00.00-gen11SPP2024090000.2024_0923.23.iso】
ドライバ/メンテナンスツール ダウンロード作業¶
v3/v4の場合¶
HPEサポートセンターにお客さまご自身のHPEパスポートアカウントでログインの上、ファイルをダウンロードしてください。HPEパスポートアカウントをお持ちでない場合は、新規作成してください。
- 以下のURLにブラウザでアクセスし、画面左下の「Download Base SPP」をクリックします。
- 適切なバージョンが選択されていることを確認の上、「ソフトウェアの入手」をクリックします。バージョンが異なる場合は、左ペインのバージョンから適切なバージョンを選択します。
- HPEアカウントのサインインをしていない場合は、以下の表示でサインインを促されますので、ユーザーID/メールアドレスとパスワードを入力し、サインインします。
- 再度「ソフトウェアの入手」をクリックします。
- Product Download画面が表示されますので、ダウンロードしたいファイルにチェックをつけ、ダウンロードをクリックすると、ファイルがダウンロードされます。
ドライバ/メンテナンスツール導入作業(v1/v3/v4共通)¶
- 前項にてローカルにダウンロードしたISOファイルを、イメージ管理にアップロードします。具体的には、仮想サーバー > イメージ管理 > プライベートテンプレート/ISO に移動し、イメージの作成ボタンを押下して、ISOファイルをアップロードします。
- ベアメタルサーバー起動後、メディアの接続機能を利用し、アップロードしたISOファイルをアタッチします。
- CDドライブ(D:)を開き、「launch_sum.bat」を管理者権限で実行します。
- Webブラウザが起動し、「Welcome HP Smart Update Manager」画面が表示されたら、「Localhost Guided Update」をクリックします。
- モードを「Automatic」にチェックを入れ「OK」をクリックします。
- 自動的にアップデートが行われます。
- 自動アップデート後にRebootをクリックします。
- コンソールへログインし Information > Overview を確認し「iLO Firmware Version」がバージョンアップがされていることを確認してください。
<実施前>
<実施後>
- Firmware & OS Software > Firmwareより各種バージョンも確認できます。
<実施前>
<実施後>
- サーバーに再度ログインし、以下のように「No components were installed or there was an error retrieving logs」と表示されるまで、再起動と「Localhost Guided Update」を繰り返し作業は完了となります。