2. ご利用条件¶
vUTM2のご利用における各種利用条件および留意事項を記載しております。
お申し込み前に内容をご確認いただけますようお願いいたします。
2.1. ご利用前に準備をいただくもの¶
vUTM2ではお申し込み前にご用意いただく項目がございます。
項番 |
項目 |
説明 |
1 |
FICテナント |
本サービス基盤と接続するために必要となります
事前にビジネスポータルよりお申し込みください
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2 |
FIC-Router |
同一のテナントに所属している必要があります
提供エリア:Japan East、冗長有無:Pairedをお申し込みください
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3 |
FIC-Connection 接続IPアドレス |
お客さまのFIC-Routerと本サービス基盤を接続する場合に必要なIPアドレスを払い出しいただきます(/29固定)
FIC-ConnectionはvUTMコンソールからお申し込みいただく必要があります、お申し込み方法については こちら を参照してください
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注釈
FIC-Connection 接続IPアドレスについて以下のアドレスは利用不可となりますのでご注意ください。
- 接続元FIC-Routerの「網内利用アドレス」と重複したアドレス
- 接続元FIC-Routerに接続されているFIC-Connectionの「接続ネットワークアドレス」と重複したアドレス
- 以下のアドレス0.0.0.0/8(0.0.0.0~0.255.255.255)100.64.0.0/10(100.64.0.0~100.127.255.255)127.0.0.0/8(127.0.0.0~127.255.255.255)169.254.0.0/16(169.254.0.0~169.254.255.255)192.0.0.0/24(192.0.0.0~ 192.0.0.255)192.88.99.0/24(192.88.99.0~192.88.99.255)198.18.0.0/15(198.18.0.0~198.19.255.255)198.51.100.0/24(198.51.100.0~198.51.100.255)203.0.113.0/24(203.0.113.0~ 203.0.113.255)224.0.0.0/4(224.0.0.0~239.255.255.255)240.0.0.0/4(240.0.0.0~255.255.255.255)
注釈
- Arcstar Universal Oneやdocomo business RINKなどのネットワークサービスとFICへの接続はお客さまにて実施していただきます詳細はFlexible InterConnectのチュートリアル 12.1. Arcstar Universal Oneと接続する または docomo business RINKのチュートリアル 2.3.5. Flexible InterConnect(FIC)接続を申し込む を参照してください。
2.2. 他メニューとの組み合わせ条件¶
- vUTM2はデフォルトルートを配信するサービスですお客さまネットワーク内ですでにデフォルトルートを利用している場合、正しく通信できない可能性があるためネットワーク設計には留意が必要です
2.3. ご利用時の注意点¶
- マルウェア不正通信ブロックサービスにより、DNSサーバーによるC&Cサーバーへの通信遮断を行います悪意のないサーバーであってもサイバー攻撃などによりC&Cサーバーと認定された場合は、DNSサーバーにより通信遮断される場合があります
vUTM2が提供しているDNSサーバーにて、 IoT製品など多数の端末を同時に接続すると、名前解決ができなくなる場合があります。その場合は、お客さまのDNSサーバーをご利用することを推奨します
トラフィック増加により輻輳(スループット低下)が発生することがあります
スマートベーシックにおいて、WindowsUpdateのダウンロードが遅くなる場合があります
1Gbyte以上のファイルサイズはダウンロードに時間がかかるため、タイムアウトによりファイルのダウンロードが失敗する場合があります
- 1つのvUTMリソースあたりの同時接続セッション数は50万セッション(ベストエフォート)が上限となります。ただし1宛先あたりでは6.4万セッションが上限になります。
ベストエフォートの通信品質や同時接続セッション数上限はご利用当初の品質を将来的に保障するものではありません。
設備収容上の理由により一時的に申込みを制限する場合があります。
セキュリティインシデントをすべて検知/ブロックすることを保証するものではありません。
トンネリングプロトコルを用いたアプリケーションサービスの利用は本サービスのセキュリティ機能によりvUTM2を経由した通信ができない場合があります。
1つのFIC-Routerに2つ以上のvUTM2を同時に利用する場合、複数のvUTM2からデフォルトルートを配信することはできません。
- ログが大量に生成されるような設定(例:多数のポリシーにてFW許可ログ設定を「有効」 )をすると、ログの保存が正常に行えない可能性があります。サービス提供に影響を及ぼす場合、ログに関する設定変更をお願いすることがあります。(影響が大きい場合はログを停止させていただく場合があります)