カーボンフットプリントダッシュボード

特長

  • SDPFクラウド/サーバーのサービス利用に伴う毎月のCO2排出量情報をカーボンフットプリントダッシュボードで表示します。
  • CO2排出量は、お客さまが「SDPFクラウド/サーバー」でご利用されているリソース(サーバー、ストレージなど)および弊社データセンター内で消費される電力に基づき、NTT Com独自の算出方法にて計算しています。*1
  • カーボンフットプリントダッシュボードのご利用にはCMP上でアカウントを作成し、ご利用中のSDPFクラウド/サーバー契約のAPI鍵を設定いただく必要があります。対象のお客さま配下のすべてのユーザーが、作成されたアカウントをご利用してデータを閲覧することが可能です。
  • ご利用開始にはSDPFクラウド/サーバーのAPI鍵の登録が必要です。API鍵登録の翌日からデータを閲覧可能となります。ただし月初にご登録された場合には、当月5日前後からデータが閲覧可能となります。

(例)

1日にAPI鍵を登録:当月5日前後からご利用可能

15日にAPI鍵を登録:翌16日からご利用可能

  • ご利用開始後、閲覧可能なデータは当月を含む直近24か月間の「SDPFクラウド/サーバー」ご利用状況に基づくCO2排出量です。
  • ダッシュボードは1日に1回更新され、前日分までのデータをダッシュボード上で確認できます。ただし当月のデータは毎月5日前後から閲覧可能となります。

(例)

1~4日:前月分までのデータがダッシュボードに表示。

5日前後~月末:当月の前日分までのデータがダッシュボードに表示。

  • データ表示・保存期間は最長三年間です。

注釈

*1 本機能で提供するCO2排出量はScope2を対象としています。Scopeの考え方については GHGプロトコル をご参照ください。

特長: ダッシュボード機能

  • CO2排出量情報と再生可能エネルギーによる削減効果を数値とグラフで表示します。
  • 以下のフィルター表示が可能です:開始月・終了月・ワークスペース・リージョン
  • ダッシュボード情報はPDF形式でダウンロードすることが可能です。
  • 数値
項目 詳細
CO2排出量 サービス利用に伴うCO2排出量の合計値を表示します。
再生可能エネルギーによる削減効果 再生可能エネルギーを100%利用しているリージョンにおいて、再生可能エネルギー導入前であった場合に排出されると考えられるCO2排出量を削減効果として表示します。 *2
  • グラフ
項目 詳細
CO2排出量の推移 CO2排出量・再生可能エネルギーによる削減効果の推移を月単位、および四半期単位で表示します。
年度別のCO2排出量 年度別(4月~翌3月)のCO2排出量を表示します。年度の情報が全て揃っていない場合にはCMPで取得可能な期間の情報のみが表示されます。(例)2022年12月にAPI鍵登録設定をされた場合、「2022年度」のグラフには2022年12月~2023年3月のCO2排出量の合計値が表示され、2022年4月~11月の情報は含まれません。
ワークスペース別のCO2排出量 ワークスペース別のCO2排出量を表示します。
メニュー別のCO2排出量 メニュー別のCO2排出量を表示します。

注釈

*2 SDPFクラウド/サーバーの各リージョンにおける再生可能エネルギー導入状況については リージョン/ゾーン/グループ の詳細情報をご参照ください。再生可能エネルギーは実質再エネを含みます。

レポート機能

  • CO2排出量情報をメニュー単位で一覧表示します。
  • 以下のフィルター表示が可能です:開始月・終了月・ワークスペース・リージョン
  • レポート情報はCSV形式でダウンロードすることが可能です。

提供リージョン

JP1,JP2,JP4,JP5,JP6,JP7,JP8

対象メニュー

  • カーボンフットプリントダッシュボードの対象メニューは以下となります。

対象メニュー

対象メニュー  
ハイパーバイザー vSphere
仮想サーバー サーバーインスタンス
  イメージ管理
物理サーバー ベアメタルサーバー
ストレージ ブロックストレージ
  ファイルストレージ *3
クラウド/サーバーローカルネットワーク ロードバランサー
  Managed Load Balancer
クラウド/サーバーネットワークセキュリティー ファイアウォール
プラットフォームサービス IaaS Powered by VMware

注釈

*3 ファイルストレージ プレミアムは対象外となります。

ご利用上の注意

  • カーボンフットプリントダッシュボードでは、ご利用中のSDPFクラウド/サーバー契約のデータを表示することが可能です。
  • ご利用中のSDPFクラウド/サーバー契約に対して料金情報管理権限を持つAPI鍵をCMPに登録してご利用ください。権限管理については 管理機能の詳細情報 をご参照ください。
  • 料金情報管理権限を持つAPI鍵をご登録することで、カーボンフットプリントダッシュボードのほかにCMPの支出管理機能もご利用いただくことが可能です。
  • CMP上で、同一のSDPFクラウド/サーバー契約配下で料金情報管理権限を持つアカウントが複数作成された場合、カーボンフットプリントダッシュボードのデータが重複して計算・表示されるためご注意ください。
  • 再販モデルによる提供の場合、親契約に紐づくユーザーが子契約のデータを閲覧することはできません。子契約に紐づくユーザーが子契約自身の契約の情報を表示することは可能です。
  • 年度の切り替わり時など、CO2排出量の算出条件の変更のダッシュボードへの反映が遅れる場合がございますことをご了承ください。

ご利用開始方法

カーボンフットプリントダッシュボードのご利用を開始する手順については、下記のPDF資料をご参照ください。