3. ルーティングリソース¶
- お客様のネットワークとインターネット間をルーティングするトランジット機能です。
- 料金への適用について
・「プランと料金」をご参照ください。
- 仕様
項番 | 項目 | 説明 | 備考 |
1 | IPプロトコル | IPv4、IPv6それぞれ使用プロトコルを選択可能です。 | |
2 | ルーティングプロトコル | ■ Static、BGPの選択が可能です。 ■ BGPの場合 ・AS種別:Private AS もしくは Global ASを選択いただきます。 ・広告経路:Private ASはdefault route、Global ASはfull route もしくは default routeを選択いただきます。 ・お客様側AS番号:Private ASはAS65000(固定)、Global ASはお客様が保有するAS番号で接続いただきます。 ・OCN側AS番号:AS4713 となります。 ・MD5認証パスワード:設定必須でお客様が指定、もしくはRandam生成となります。 |
・BGP(Global AS)の場合、お客様持込IPアドレス利用可です。(Static、BGP(Private AS)は持込不可です) ・他社ISP割当IPアドレスは持込不可です。 ・IPv4とIPv6は同一のルーティングプロトコルである必要があります。 |
3 | Connected IPアドレス | IPv4は/30を1ブロック、IPv6は/64を1ブロック割当てます。 | /29などの割当には対応していません。 |
4 | 下り(OCN→お客様向き)のトラフィック優先度制御 | ・対象のルーティングリソースに対して下りトラフィックの優先度を設定、制御が可能です。 ・1つのルーティングリソースに紐づいている全てのIPアドレスリソースに対して同一の優先度が設定されます。 ・複数のルーティングリソースが存在する場合で、同一のIPアドレスリソースが紐づいている場合、それぞれのルーティングリソースで設定した優先度に従って冗長制御されます。 ・またお客様自身でBGP Communityを利用し、IPアドレス毎の優先度制御も可能です。 |
BGPルーティングの重みの順位は、 高い A>B>C>D 低い となります。 |
- BGP Community
お客様自身でBGP Communityを利用し優先度制御する場合は、以下のBGP Communuty値をご利用ください。
注釈
ルーティングに関する要件
- Maximum-prefix:1000
- Minimum-holdtime:30sec
- or longerによる経路制御が可能:IPv4は/32まで、IPv6は/128まで
- LFS、BFDはサポートしておりません。