8. Auto Scalingリソース

■Auto Scalingリソースの概要
・事前に定義したルールに従い、トラフィック利用状況に応じて、上限帯域を自動的にスケール制御する機能です。
・上限帯域のスケール制御に加え、アラートメールの設定/通知も可能です。
・お客さまは運用の手間をかけることなく、NWのパフォーマンスを維持するとともに、コストの最適化を図ることが可能になります。

■Auto Scalingリソースのベネフィット
(ベネフィット1)スケジュール指定で自動的に品質維持
・スケジュールされたオートスケーリング機能を利用すれば、必要な時だけ、トラフィック量の応じた必要な帯域に自動拡張されるため、
 お客さまは手間をかけることなく、コストコントロールと品質の維持が可能となります。
(ベネフィット2)品質ポリシに応じた柔軟な対応
・お客さまの状況に合わせた柔軟な対応が可能で、例えば、一時的なバーストトラフィックによる品質劣化は静観しつつ、継続的な
 トラフィック溢れによる品質劣化に対して、自動でスケール動作をさせることが可能となります。
(ベネフィット3)問題発生の兆候への気づき
・オートスケーリングと同様に、トラフィック状況を常に監視し状況に応じたアラート設定ができるため、問題の発生の兆候に、
 予め気づくことが可能となります。
■利用できる機能
① スケーリングルール設定/制御
・プリセット設定ルール 予め用意したスケーリングルールを適用
 (例:帯域上限に対して、トラフィック量が50%を維持するよう自動制御

・カスタマイズルール お客さま独自にスケーリングルールを複数設定
 (例:帯域上限に対して、トラフィック量が80%に達したら自動で10%拡張)

・スケジューリングルール 特定の日時/曜日を指定しスケーリングルールを設定
 (例:毎月第一水曜日の9時~11時は帯域上限を自動で300Mへ拡張))

② スケーリング動作通知/状態可視化



■Auto Scaling設定・可視化画面(イメージ)


■Auto Scalingカスタムルール設定画面(イメージ)