10.1. FIC-Connection Google Cloud¶
10.1.1. サービス概要¶
Google Cloudが提供するPartner InterconnectとFlexible InterConnect(以下FIC)を接続します。
FIC-RouterからPartner Interconnectへアクセスするには、Google CloudへのFIC-Connectionを購入する必要があります。
FIC-Connectionの共通仕様につきましては、こちら をご参照ください。
10.1.1.1. 用語の定義¶
テナント:契約に紐づくFICリソースの管理単位
Flexible InterConnectコンソール(以下FICコンソール)/API:当サービスにて提供する申し込み方法
F番:各リソースに払い出される13桁のリソースID
L3接続:接続元(Source)がFIC-Router
FIC-Connection(Paired):FIC-Routerと各種接続先をPrimary/Secondaryの2つのFIC-Connectionで接続(FIC推奨接続)
Connecting Point:各種接続先との物理的な接続部分の名称
10.1.2. 構成パターン¶
ここでは接続構成の代表例(推奨構成)のイメージ図を示します。全接続パターンは、 接続形態と接続タイプ をご参照ください。
図内の[②FIC-Connecting Point]、[③ロケーション]につきましては、 Connecting Point をご参照ください。
10.1.3. Connecting Point¶
FIC-Connection Google Cloudは、以下の〇が付いたConnecting Pointを選択可能です。
①提供エリア |
②FIC-Connecting Point |
選択可否 |
③ロケーション |
④Google Edge Availability Zone |
|---|---|---|---|---|
Japan East |
Pm-@Tokyo-CC2-1
(Primary)
Pm-Equinix-TY2-1
(Secondary)
|
〇 |
AT Tokyo CC2
Equinix Tokyo (TY2)
|
ゾーン1
ゾーン2
|
Japan West |
Pm-Equinix-OS1-1
(Primary)
Pm-NTT-Dojima2-1
(Secondary)
|
〇 |
Equinix Osaka (OS1)
NTT Telepark Dojima Building 2
|
ゾーン1
ゾーン2
|
注釈
PrimaryのConnecting Pointをお選びいただくとSecondaryはPrimaryとは異なるConnecting Pointが自動的に選択されます。
10.1.4. 接続形態と接続タイプ¶
FIC-Connection Google Cloudは、以下の接続形態、接続タイプの組み合わせになります。
接続形態 |
接続元 |
接続タイプ |
説明 |
推奨構成(SLA対象) |
|---|---|---|---|---|
L3接続 |
FIC-Router (Paired) |
FIC-Connection (Paired) |
1つのRouting GroupのPrimary/SecondaryにそれぞれGoogle CloudのConnecting Pointを指定し、FIC-Connection (Paired)で接続します。(下図参照) |
○ |
注釈
FIC-ConnectionのPrimaryとSecondaryで別々のConnecting Pointが選択され、冗長構成となります。
FIC-Router (Paired)と接続されるため、SLA対象の構成となります。
図 10.1.1 接続形態と接続タイプの組み合わせイメージ¶
10.1.5. 申し込み種別と方法¶
Flexible InterConnectコンソール(以下FICコンソール)/APIにて、FIC-Connection Google Cloudを申し込みいただくことが可能です。
申し込み種別 |
変更項目 |
接続形態 |
納期 |
一時的な通信影響 |
|---|---|---|---|---|
新設 ※1 |
ー |
L3接続 |
即日 |
ー |
変更 |
帯域 ※2 |
L3接続 |
即日 |
あり |
変更 |
広告経路/受信経路 |
L3接続 |
即日 |
なし |
変更 |
MED |
L3接続 |
即日 |
なし |
変更 |
受信経路数上限 |
L3接続 |
即日 |
なし |
変更 |
優先度設定 |
L3接続 |
即日 |
あり ※3 |
廃止 |
ー |
L3接続 |
即日 |
ー |
注釈
- ※1 Google Cloud側の操作(VLANアタッチメントの有効化)も必要です。
- ※2 帯域変更制限はありません。
- ※3 優先度入替の際、FICサービス提供範囲内においては1分未満の通信影響が発生いたします。お客さまがご利用のアプリケーションの仕様や、接続先事業者内の経路収束にかかる時間などによっては数分程度の通信影響が発生する場合があります。
10.1.6. 提供帯域¶
FIC-Connection Google Cloudは、以下の帯域を選択可能です。
100M/200M/500M/1G/2G/5G/10G
注釈
- FICの設備にて、選択した帯域(プラン)に応じた帯域制限が「FICから送信する通信」と「FICが受信する通信」の双方向に適用されます。そのため、例として1Gbpsの場合は「FICから送信する通信」1Gbps、「FICが受信する通信」1Gbpsにて通信が可能です。なお、「FICから送信する通信」、「FICが受信する通信」のそれぞれの通信量がご契約帯域を超えた場合、超過分の通信パケットは破棄となりますのでご注意ください。
10.1.7. 注意事項¶
10.1.7.1. ご利用時の注意事項¶
Google Cloud Consoleの操作については、Google Cloudの公式ドキュメントなどをご確認ください。
- FICとGoogle Cloudとの接続区間は、BFDの使用により高速障害検出、切り替えを実現可能です。接続区間でのBFD利用をご希望のお客様は、Google Cloud上のBFDセッションの初期化モードをactiveに設定し、以下の通りCloud Routerの設定をお願いいたします。
最小送信間隔:1000ms
最小受信間隔:1000ms
検出乗数:5
本設定はコネクション作成後に設定・変更が可能です。設定時お客様の通信に影響はございません。最新の情報や詳細につきましては、Google Cloudのサイト をご参照ください。 - FIC-RouterとGoogle Cloudのルーター間の接続ネットワークアドレス(connectedアドレス)は、リンクローカルアドレスになります。リンクローカルアドレスはFIC側へ広告されないため、拠点から接続ネットワークアドレスに対してPingなどの通信はできません。
- Googleの利用料は帯域品目に応じて課金が発生します。
- Google Cloud接続におけるMTUサイズは、Google Cloud側でお客様が作成したVLANアタッチメントの最大伝送単位(MTU)と同じ値が設定されます。Google Cloud側ではVLANアタッチメントの最大伝送単位(MTU)を1,440/1,460/1,500/8996バイトから選択可能ですが、FICでは8996バイトの動作保証はしておりませんので、設定しないようお願いいたします。
- FIC-Connection Google Cloudでは、FIC-RouterのGraceful Restartが有効です。そのため、Google Cloud側の仕様により、Primary/Secondaryの切り替えに150秒程度要する場合がございます。
- Google Cloud、およびFICが双方で受信可能な経路数の上限は以下のとおりです。FIC-Connectionを流れる経路数が経路数上限を超過した場合、BGP Downとなり通信断が発生します。
FICからGoogle Cloud(Google Cloud仕様) |
Google CloudからFIC |
|
|---|---|---|
最大受信経路数 |
250 ※1 |
100~最大200 ※2 ※3 |
注釈
- ※1 Google CloudのCloud Routerで学習可能な最大経路数です。学習可能な経路数の上限拡大をご希望の場合は、Google Cloud側にお問い合わせください。
- ※2 経路数上限を超過し通信断が発生した場合、お客さまで接続先事業者側の経路を削減、または、 受信経路数上限を拡張 後、FICにて BGPセッションクリア を実施いただくことで回復します。
- ※3 Google CloudからFIC-Routerへの受信経路数上限は、新設時のデフォルトの100から100経路単位で200経路まで無償で追加可能です。
10.1.7.3. お申し込み時の注意事項(新設)¶
- FIC-Connection Google Cloud購入時にお客さまにて事前に作成されたVLANアタッチメントのPairing Key(Primary)/Pairing Key(Secondary)を入力する必要があります。異なるゾーンのPairing Keyを指定して申し込みいただくことはできません。
- Pairing Keyは「<random>/<vlan-attachment-region>/<edge-availability-domain>」からなる文字列です。(<edge-availability-domain>が「1」の場合はゾーン1。「2」の場合はゾーン2となります。)
一度利用されたPairing Keyは、Google Cloudの仕様により再利用することはできません。
Google Cloud Platform上にて、FIC-Routerとの接続が完了したVLANアタッチメントの有効化が必要です。
事前にFIC-Routerの作成が完了している必要があります。
接続ネットワークアドレスはGoogle Cloud側で払い出されます。
10.1.7.7. お申し込み時の注意事項(廃止)¶
なし