5. CMPにアカウントを登録する

5.1. はじめに

ここではCMPにアカウントを追加する手順を説明します。アカウント追加により、管理・運用したいIaaSのリソースやコストに関する情報をCMP上に取り込むことが出来ます。

5.2. IaaS側での事前準備作業

CMPにアカウントを追加し、機能を利用するためにはIaaS側で事前の情報取得やAPI鍵の準備が必要です。

5.2.1. SDPFクラウド/サーバーの場合

SDPFポータルにアクセスし、以下の情報を取得し、情報をCMPに入力するために控えておきます。

 1) システム契約ID

 2) APIキー

 3) API秘密鍵

またAPIのご利用のためにIAM設定が必要です。

事前に下記のページの手順に従って、すべての事前設定を実行してください。

Cloud Management Platformのご利用の事前設定

5.2.2. その他のプロバイダー(AWS、Azureなど)の場合

各プロバイダーの提供するマニュアル、もしくはCMPの「ユーザーガイド」(オンラインマニュアル)も参照ください。

ユーザーガイドの左メニューから、「リソース」→「プロバイダ」と遷移し、該当するプロバイダーについての説明をご覧ください。

5.3. 管理する対象と範囲を決めておく

・ CMPはリソースの情報を、「アプリケーション」や「部門」単位で可視化し管理することが可能です。あらかじめお客さま内での管理単位を決めておくと、管理がしやすくなります。

・「アプリケーション」および「部門」はCMPの「管理」メニューから追加・編集が可能です。

CMP「ユーザーガイド」(オンラインマニュアル)参考ページ:

 「アプリケーション」: ユーザーガイドの左メニューから、「リソース」→「部門とアプリケーション」→「アプリケーション」の説明をご覧ください。

 「部門」: ユーザーガイドの左メニューから、「リソース」→「部門とアプリケーション」→「部門」の説明をご覧ください。

5.4. CMP上で「アカウント」追加する

・ CMPでIaaS管理をする基本的な情報の単位が「アカウント」です。上記で準備した各種情報をCMPのアカウント追加画面に投入し、IaaS側の情報を、APIを通じて収集します。

CMP「ユーザーガイド」(オンラインマニュアル)参考ページ:

 「アカウント」: ユーザーガイドの左メニューから、「リソース」→「アカウント」の説明をご覧ください。

5.4.1. SDPFクラウド/サーバーをご利用の場合

下記の手順でアカウント追加を実施してください。

CMP の左メニュー内の「管理」メニューから「アカウント」を押下し、ページに遷移します。


../_images/add_account_1.png

アカウントページが表示されます。「アカウントの追加」を押下します。


../_images/add_account_2.png

表示された入力画面にて、必要な情報を入力後「OK」を押下します。SDPFクラウド/サーバーのAPI鍵・API秘密鍵の取得方法はナレッジセンターをご参照ください (Cloud Management Platformのご利用の事前設定)。

  • プロバイダー:「SDPFクラウド/サーバー」を選択
  • アカウント:任意のアカウント名を入力
  • APIキー: SDPFクラウド/サーバーのAPI鍵を入力
  • API秘密鍵: SDPFクラウド/サーバーのAPI秘密鍵を入力
  • システム契約ID:SDPFクラウド/サーバーの契約IDを入力 (例:econxxx)
  • 地域:管理対象の契約のテナントが所属するSDPFリージョンを一つ選択します。選択されたリージョンはSDPF契約の確認にのみ用いられます。どのリージョンを選択されても、テナントをお持ちの全てのリージョンの情報をCMP上で閲覧することが可能です。
  • スケジュール設定:ご利用になる項目を選択。カーボンフットプリントダッシュボードをご利用になる場合は「支出を集める」を選択してください。
../_images/sdpf_add_account.png

5.5. 留意事項(アカウント重複登録について)

・CMPでは仕様上、APIキーを使用しAPIキーに設定された権限に基づいて収集した情報を表示します。そのため、一つのIaaSの契約・テナントに対して複数のAPIキーによりアカウント情報が追加された場合には、CMP上に同じリソースが重複して登録されてしまいますので、ご注意ください。