Ion（Ion Standard/Ion Premier）¶
概要¶
Ion（及びIon Standard/Ion Premier）（以下、本メニュー）では契約者が保持するホームページに係る情報の一部又は全部を 本メニュー契約者の指定により、配信時の
接続と経路を最適化する配信ネットワーク技術及びフロントエンド最適化によりホームページおよびホームページアプリケーションを加速化して、配信及び表示の高速化を
行うことができるサービスです。
※ Ion Standard/Ion Premier は2018年4月10日時点で新規提供を終了しています。
提供機能¶
本メニューで提供する基本機能は以下の通りです。
契約内容により含まれる機能が異なる場合があります。
| 機能 | 概要 |
| サイト全体の配信 | CDN経由でサイト全体を配信します。
HTTP/HTTPS配信を設定できます。またエッジサーバー上でHTMLファイルをGZIP圧縮して
エンドユーザへ配信するHTTP圧縮機能（HTTP 1.1仕様準拠）も有しています。
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| キャッシュ | オブジェクト単位でTTL（キャッシュ保持時間）を設定可能です。
キャッシュの削除（Purge）/無効化（Invalidate）も可能です。
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| Web Acceleration | 従来のキャッシュシステムに加え、拡張性、パフォーマンス、可用性のもたらす数々の利点を提供します。
コンテンツ取得に必要な往復通信回数の低減や、サーバー間コネクションのチューニングを含めたコネクション最適化技術を使用することにより、ダイナミック（アプリケーションにより生成）コンテンツの配信を加速化することが可能です。
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| Content Targeting | CDNのエッジサーバーがサイトにアクセスしたユーザの地理的な位置、ネットワーク、接続速度なのどの情報をオリジンサーバーに送信します。
この情報をもとに、オリジンサーバー側で送信するコンテンツやデータ収集用のコンテンツをカスタマイズすることが可能となります。
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| Adaptive Image Compression | リアルタイムネットワーク条件に基づいて JPEG 画像の圧縮レベルを変えるように設計されています。これにより、ネットワーク条件が悪い場合でも、ページロードが高速になり、一貫性が向上します。
※ 本機能はオプションのImage Managerと機能競合するため、同時にご利用いただくことは出来ません。
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| Adaptive Acceleration | アダプティブ・アクセラレーションを利用すると、アカマイのラーニング・エンジンを使用して、実際のユーザーデータに基づいてウェブやモバイルの体験を自動的に高速化することができます。
自動プッシュおよび自動プリコネクトを使用することで、アカマイはブラウザから要求される前に、事前にリソースをプッシュしたり、サードパーティーに接続したりすることができます。
※ ご利用には後述のmPulseまたはRealtime User Monitoring(RUM)* の利用が必要になります。
* 2019年9月に新規販売を終了しています。
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| Device Characterization | Device Characterizationにより、企業はサイト訪問者に配信する具体的なウェブ体験に関する重要な決定を行うために、ページをリクエストする特定のデバイスの主要機能をリアルタイムで決定できます。
ブラウザのユーザーエージェントから得られた情報を使用して、Akamai Intelligent Platform は、画面サイズ、場所ベースのメニューのための GPS、Javascript サポートなど、リクエスト元デバイスの多くの特性を解読できます。これらの特性は、HTTP リクエストヘッダーの一部として使用でき、企業は特定のリクエストに応答する方法についてインテリジェントな決定を行うことができます。
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| mPulse Lite | カスタマーポータル上で高度なモニタリングを利用できます。 |
| NetStorage | インターネット上に分散配置されたコストパフォーマンスの高いストレージ機能です。 |
| SSL/TLS通信 | SSL/TLSによる暗号化通信をサポートします。 |
| カスタマーポータル | お客様専用のポータルサイトを提供します。カスタマーポータルでは、以下の機能が利用可能です。
・カスタマーポータルのユーザ作成
・アラートの設定
・レポート機能
・各種分析ツール
・キャッシュの削除・無効化機能
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料金体系¶
月額¶
月額には、原則として基本額と加算額が存在します。（*）
| 種別 | 料金に含まれるもの |
| 基本額 | コミット値までの基本機能の料金（契約内容により含まれる機能が異なります） |
| 加算額 | 基本機能のうち、コミット値がある機能については、コミット値を超える分は加算額として請求されます。 |
(*) 申込書の添付資料である見積書にて定義されている内容が優先されます。
制約条件¶
制約条件は以下の通りです。
- 導入時に担当SEからご説明いたします「導入時の注意事項」および「導入後の注意事項」を参照してください。
- Adaptive Acceleration の利用には mPulseまたはRealtime User Monitoring(RUM)の設定が必要になります。mPulseはビーコン数によって課金対象となります。
- Adaptive Image CompressionはオプションのImage Managerと機能競合するため、同時にご利用いただくことは出来ません。