Power Systems¶
メニューの概要¶
概要¶
- 本メニューは、日本情報通信株式会社(以下、NI+C)が提供するNI+C Cloud PowerとSmart Data Platform(以下、SDPF)のクラウド/サーバー コロケーション接続を利用することで、IBM i、AIXのオペレーティングシステム、ILMTによるIBMソフトウェアライセンス監査(ライセンス監査)、EDI機能(外部接続ゲートウェイ)をご利用いただけるサービスです。
- IBM、POWER、PowerおよびPower Systems は、International Business Machines Corporationの商標です。
利用できる機能¶
IBM i¶
- CPU、メモリー、ディスクの容量を割り当てたLPAR、LANポート、IBM iオペレーティングシステム(バージョン:V7R4、V7R5)で構成したコンピュート環境を提供します。なお、バージョン:V7R3は新規の提供を終了しています。新たに区画(LPAR)を追加する場合、V7R4、V7R5での提供になります。
- バージョン:V7R3は2023/9/30にサポート終了します。【お知らせ】
- 本サービスは、 IBM iオペレーティングシステム提供ユーザープロフィールであるQSECOFRをお客さまへ引き渡します。引き渡し後は、システムセキュリティの観点から、当社は当該アカウントのパスワードを管理しません。
- 当社が代行作業や故障対応などでIBM iにログインする必要がある場合に備え、お客さまには予め当社保守用のユーザープロフィール(NCOMOPE)を作成いただきます。
- お客さまが当社にログインを許可しない期間は、当該ユーザープロフィールを「disable」(無効)にしていただき、作業許可に際しお客さまにて「active」(有効)に切り替えていただきます。なお、NCOMOPEユーザープロフィールのパスワードは、無効時はお客さまに管理いただき、作業許可に際しサービス開通案内書に記載のパスワードに変更後、当社に通知いただきます。
- 本サービスは、お客さまの依頼にもとづき、IBM iオペレーティングシステムへPTFの適用作業を代行します。代行作業には、お客さまから作業用アカウントを一時的に払い出していただきます。
- IBM iの制限状態などの管理者作業に利用するLANコンソール用アプリケーション(Access Client Solutions)を、お客さまのSDPFクラウド/サーバーのリソースへインストールする代行作業を提供します。
- IBM iには以下のライセンスを含みます。
略称 | 名称 | 種別 | 機能概要 | ユーザー数 |
---|---|---|---|---|
SS1 | IBM i | OS | IBM i 利用環境 | 無制限 |
Media & Storage Extensions | OSオプション | BR1を使用する際に必要となるオプション機能 | 無制限 | |
HA Journal Performance | OSオプション | HAを目的としてジャーナルを使用する際に、パフォーマンスを向上するオプション機能 | 無制限 | |
IP1 | IBM Infoprint Server for iSeries | PDF生成 | 帳票をPDFに変換する機能 | 無制限 |
WE2 | Web Enablement for i5/OS | WAS | Websphere Application Server Express版 | 無制限 |
XT2 | XML Toolkit for IBM System i5 | XML | XMLに関するツールキット | 無制限 |
FN1 | IBM Advanced Function Printing DBCS Fonts for AS/400 | 印刷関連 | AF1やIP1と一緒に使用するフォントセット | 無制限 |
BR1 | IBM Backup Recovery and Media Services for i | バックアップツール | 保管/復元と保管媒体を管理するバックアップツール | 無制限 |
PT1 | IBM Performance Tools for i | パフォーマンス分析 | パフォーマンスデータを取得/分析する機能 | 無制限 |
QU1 | IBM Query for i | 照会ツール | データ照会ツール | 無制限 |
IBM i オプション¶
追加コンピュートリソース
- 各種ライセンスを追加して提供できます。
- 追加コンピュートリソースを追加して提供できます。
追加PTF適用
- IBM iへのパッチ(PTF)の適用の代行作業(LPAR単位)
OSバージョンアップ
- IBM iのバージョン、リリースのアップグレード代行作業 (初期移行時にのみ申込み可能)
仮想テープライブラリボリューム
- IBM iによるバックアップデータの外部保存先として利用できる仮想テープライブラリボリューム(LTOエミュレート)
- 選択可能なボリュームサイズ:400GBまたは1.6TB
仮想テープライブラリボリューム暗号化
- 暗号化して保存するメニューです
- IBM iによるバックアップデータの外部保存先として利用できる仮想テープライブラリボリューム(LTOエミュレート)
- 選択可能なボリュームサイズ:400GBまたは1.6TB
- ご利用にはバックアップイネーブルが必要となります。
仮想テープライブラリボリューム遠隔コピー
- 仮想テープライブラリの遠隔コピー
- 仮想テープライブラリボリューム暗号化遠隔コピー
IBM i 追加ライセンス
- IBM iに設定する各種機能ライセンスの追加
略称 | 名称 | 種別 | 機能概要 | 下限 | 上限 |
---|---|---|---|---|---|
WDS | IBM Rational Development Studio for i | 開発ツール | プログラム開発支援機能。・Heritageコンパイラー・ILEコンパイラー・アプリケーション開発支援ツールセット(ADTS) | 0 | 100 |
AIX¶
- CPU、メモリー、ディスクの容量を割り当てたLPAR、LANポート、AIXオペレーティングシステム(バージョン:AIX 7.1 TL05 SP05、AIX 7.2 TL04 SP01、AIX 7.2 TL05 SP01)で構成したコンピュート環境を提供します。
- 本サービスは、 AIXオペレーティングシステム提供ユーザーであるrootユーザーを、ランダムパスワードに設定をおこなった上でお客さまへ引き渡します。引き渡し後は、システムセキュリティの観点から、当社は当該アカウントのパスワードを管理しません。
- 保守作業などによりrootユーザーによる作業が必要となる場合には、rootユーザーを借用の上作業を実施させていただきます。
- AIXオペレーティングシステムに対するパッチ適用は当サービスには含まれません。
AIXオプション¶
追加コンピュートリソース
- 追加コンピュートリソースを追加して提供できます。
仮想テープライブラリボリューム
- AIXによるバックアップデータの外部保存先として利用できる仮想テープライブラリボリューム(LTOエミュレート)
- 選択可能なボリュームサイズ:400GBまたは1.6TB
仮想テープライブラリボリューム暗号化
- 暗号化して保存するメニューです
- AIXによるバックアップデータの外部保存先として利用できる仮想テープライブラリボリューム(LTOエミュレート)
- 選択可能なボリュームサイズ:400GBまたは1.6TB
仮想テープライブラリボリューム遠隔コピー
- 仮想テープライブラリの遠隔コピー
- 仮想テープライブラリボリューム暗号化遠隔コピー
AIX 追加ライセンス
- HAライセンスを追加して提供できます。
略称 | 名称 | 種別 | 機能概要 | ユーザー数 |
---|---|---|---|---|
H39 | PowerHA | OS | AIXにおけるHA機能を提供 | 無制限 |
外部接続ゲートウェイ¶
- 取引先企業との取引情報などを交換するためのEDI向けゲートウェイ機能を提供します。
- 本サービスが提供するIBM i / AIXとの間のプロトコル(サーバー接続)と、取引先とのプロトコル(外部接続)を変換し、相互接続できます。選択可能なプロトコルは以下のとおりです。
区分 | プロトコル | |
---|---|---|
サーバー接続 | 全銀TCP/IP(相手起動)
全銀TCP/IP(センタ起動)
FTP
|
|
HULFT | ||
外部接続 | CONNECURE回線 | 全銀TCP/IP |
NI+C EDIPACKサービス接続 ※1 |
- 使用するCONNECURE回線は、NI+C名義の共用回線です。
- CONNECURE回線をご利用する場合は、AnserDATAPORTを経由して取引先企業と接続します。そのため、お客様より別途取引先企業へのお申込みが必要となります。
- AnserDATAPORTに関する詳細は、こちらをご参照ください。 https://www.adp.ne.jp/
- HULFTライセンス自体はこちらのメニューをご利用ください。 https://sdpf.ntt.com/services/hulft/
- 外部接続ゲートウェイの連絡先は、NI+C 外部接続GWサービス 運用担当 日本情報通信 VANセンター(ASP運用担当)となります。
連絡方法 | 受付時間 |
---|---|
MAIL:NICinfotrade_asp@NIandC.co.jp | 24時間365日 |
TEL:0570-008837 | 平日 9:00~17:30(土日祝日、年末年始を除く) |
※1 本サービスは、ファイル変換サービスです。NI+Cが提供するフォーマット形式変更サービス(EDIPACKサービス)への外部接続が提供できます。(初期構築時のテーブル開発については別途、お客さまとNI+Cとの契約が必要です。)
提供拠点¶
リージョン | Power8 | Power9 | Power10 |
---|---|---|---|
JP1 | ✔︎ | ✔︎ | N/A︎ |
JP2 | ✔︎ | ✔︎ | N/A︎ |
JP3 | N/A︎ | N/A︎ | N/A︎ |
JP4 | ✔︎ | ✔︎ | N/A︎ |
JP5 | ✔︎ | ✔︎ | N/A︎ |
JP6 | ✔︎ | ✔︎ | N/A︎ |
JP7 | ✔︎ | ✔︎ | ✔︎ |
JP8 | N/A︎ | ✔︎ | N/A︎ |
メニュー¶
コンピュートリソース¶
メニュー | タイプ | 単位 | 割当性能 |
---|---|---|---|
IBM i | スタンダード for Power8 | 1 LPAR | CPW:810、メモリー:4GB、ASP:200GB |
バースト for Power8(Sタイプ) | 1 LPAR | CPW:1350、メモリー:6GB、ASP:300GB | |
バースト for Power8(Mタイプ) | 1 LPAR | CPW:2700、メモリー:10GB、ASP:400GB | |
バースト for Power8(Lタイプ) | 1 LPAR | CPW:4050、メモリー:16GB、ASP:600GB | |
バースト for Power8(XLタイプ) | 1 LPAR | CPW:6750、メモリー:32GB、ASP:1000GB | |
バースト for Power8(プールタイプ) | 1 プール | CPW:13500、メモリー:32GB、ASP:1000GB | |
スタンダード for Power9 | 1 LPAR | CPW:1020、メモリー:4GB、ASP:200GB | |
バースト for Power9(Sタイプ) | 1 LPAR | CPW:1700、メモリー:6GB、ASP:300GB | |
バースト for Power9(Mタイプ) | 1 LPAR | CPW:3400、メモリー:10GB、ASP:400GB | |
バースト for Power9(Lタイプ) | 1 LPAR | CPW:5100、メモリー:16GB、ASP:600GB | |
バースト for Power9(XLタイプ) | 1 LPAR | CPW:8500、メモリー:32GB、ASP:1000GB | |
バースト for Power9(プールタイプ) | 1 プール | CPW:17000、メモリー:32GB、ASP:1000GB | |
スタンダード for Power10 | 1 LPAR | CPW:1590、メモリー:4GB、ASP:200GB | |
バースト for Power10(Sタイプ) | 1 LPAR | CPW:2650、メモリー:6GB、ASP:300GB | |
バースト for Power10(Mタイプ) | 1 LPAR | CPW:5300、メモリー:10GB、ASP:400GB | |
バースト for Power10(Lタイプ) | 1 LPAR | CPW:7950、メモリー:16GB、ASP:600GB | |
バースト for Power10(XLタイプ) | 1 LPAR | CPW:13250、メモリー:32GB、ASP:1000GB | |
バースト for Power10(プールタイプ) | 1 プール | CPW:26500、メモリー:32GB、ASP:1000GB | |
AIX | スタンダード for Power8 | 1 LPAR | CPU:0.5core、メモリー:1GB、ディスク:100GB |
プール for Power8 | 1 プール | CPU:2core、メモリー:10GB、ディスク:1000GB | |
スタンダード for Power9 | 1 LPAR | CPU:0.5core、メモリー:1GB、ディスク:100GB | |
プール for Power9 | 1 プール | CPU:2core、メモリー:10GB、ディスク:1000GB | |
スタンダード for Power10 | 1 LPAR | CPU:0.5core、メモリー:2GB、ディスク:100GB | |
プール for Power10 | 1 プール | CPU:2core、メモリー:10GB、ディスク:1000GB | |
ネットワーク | ECL接続(1G) | 1 接続 | 1Gbps クラウド/サーバー コロケーション接続※1 |
※1 本メニューでお申込みいただくコロケーション接続は、同一テナント内でご利用の他のコロケーション接続と同様に1リンクとカウント致します。コロケーション接続の詳細は、https://sdpf.ntt.com/services/docs/cic/service-descriptions/cic.htmlをご覧ください。
オプション¶
メニュー | タイプ | 単位 | |
---|---|---|---|
IBM i | 追加コンピュートリソース(スタンダード for Power8) | CPW | 135CPW |
メモリー | 1GB | ||
ASP | 100GB | ||
追加コンピュートリソース(スタンダード/バースト(S,M,L,XL) for Power9) | CPW | 170CPW | |
メモリー | 1GB | ||
ASP | 100GB | ||
追加コンピュートリソース(バースト(プール) for Power9) | CPW | 17000CPW | |
メモリー | 32GB | ||
ASP | 1,000GB | ||
追加コンピュートリソース(スタンダード/バースト(S,M,L,XL) for Power10) | CPW | 265CPW | |
メモリー | 1GB | ||
ASP | 100GB | ||
追加コンピュートリソース(バースト(プール) for Power10) | CPW | 26500CPW | |
メモリー | 32GB | ||
ASP | 1,000GB | ||
追加PTF適用 | 1 | ||
OSバージョンアップ | 1 | ||
仮想テープライブラリボリューム | 400GBタイプ | 1 | |
1.6TBタイプ | 1 | ||
仮想テープライブラリボリューム 追加カートリッジ | 1.6TBタイプ | 1 | |
仮想テープライブラリボリューム遠隔コピー | 1 LPAR | ||
仮想テープライブラリボリューム暗号化 | 400GBタイプ | 1 | |
1.6TBタイプ | 1 | ||
仮想テープライブラリボリューム暗号化 追加カートリッジ | 1.6TBタイプ | 1 | |
仮想テープライブラリボリューム暗号化 遠隔コピー | 1 LPAR | ||
IBM i 追加ライセンス | WDS | 1 LPAR | |
暗号化ディスクイネーブル | 1 LPAR | ||
暗号化バックアップイネーブル | 1 LPAR | ||
AIX | 追加コンピュートリソース for Power8 | CPU | 0.1コア |
メモリー | 1GB | ||
ディスク | 100GB | ||
追加コンピュートリソース for Power9 | CPU | 0.1コア | |
メモリー | 1GB | ||
ディスク | 100GB | ||
追加コンピュートリソース for Power10 | CPU | 0.1コア | |
メモリー | 1GB | ||
ディスク | 100GB | ||
AIX 追加ライセンス | Power HAライセンス | 1 ライセンス | |
運用支援 (IBM i) | エラーログ確認 | 1 LPAR | |
LTOテープマウント | 1 LPAR | ||
外部接続ゲートウェイ | サーバー接続 | 1サーバー | |
外部接続 (CONNECURE接続) | 1宛先 | ||
外部接続 (NI+C EDIPACK接続) | 1宛先 |
申込み¶
- お客さまは当社営業経由でお問い合わせの上、ポータル上からお申し込みいただきます。
標準納期¶
対象 | 標準納期 |
---|---|
新規 | 28営業日 |
コンピュートリソース(変更) | 13営業日 |
外部接続ゲートウェイ(CONNECURE回線)(新規・変更) | 44営業日 |
ライセンス監査レポート(新規・変更) | 34営業日 |
廃止 | 30営業日 |
※在庫の状況等により納期が上記より長くなる可能性がございます。
ご利用条件¶
- Powerコンピュートリソースは、1の論理区画(以下、LPAR)毎に1のコンピュートリソースタイプを選択いただきます。ただし、プールタイプを除きます。
- コンピュートリソースタイプは、1のLPARに割り当てるコンピュートリソースが固定されるスタンダードと、サービス設備のCPU性能の空き状況に応じてLPARへの設定量を超えたCPUリソースをベストエフォートで利用できるバーストタイプが選択できます。
- コンピュートリソースタイプにプールを選択する場合、LPARへのCPU、メモリー、ASP/ディスクの割当量は、追加リソースプールと同じ単位で、上限・下限の範囲内で任意に設定できます。
- 1つのサーバーセグメントにプールタイプと他のタイプを混在させることはできません。
- 既にSDPFをご利用中で未使用のセグメントがない場合は、本サービス用に追加セグメントのご契約が必須です。
- IBM iをご利用いただくには、LANコンソール環境が設定・利用可能なSDPFのコンピュートリソース、Windowsライセンスのご契約が必須です。
- CPWは現在利用可能なPower8/Power9/Power10プロセッサーにおけるCPW値を参考にしています。CPUが変更になった場合は、追加単位も変更になる場合があります。
- LPARの名称は、当社が定めます。
他サービスとの組み合わせ条件¶
LANコンソール用サーバーインスタンス(IBM i)¶
IBM i をご利用の場合、LANコンソール用アプリケーションの構成に、最低限必要なSDPFコンピュートリソースの性能値は以下の通りです。
対象 | 性能値 |
---|---|
コンピュートリソース |
|
パラメータ¶
以下に示すパラメータは当社が決定・設定します。お客さまによる変更はできません。
対象 | パラメータ | 備考 |
---|---|---|
サーバーセグメント後半/25ビット分のIPアドレスの管理(老番から順次アサイン) | /24のうち、原則後ろから/25は本サービスが利用します。 | |
(IBM iご利用の場合)
LANコンソール(アプリケーション)
|
宛先アドレス、区画情報などのLANコンソールセッション | |
(IBM iご利用の場合)
LANコンソール用VMへの保守用環境設定
|
保守者用Windowsアカウント | |
(IBM iご利用の場合)
LANコンソールに割り当てるIPアドレスなど
|
サーバーセグメントの.253 | 保守上必要なルーティング情報をLANコンソール用VMのOSに設定します |
IBM iに割り当てるIPアドレスなど | /25の第四オクテット.128~.255のうち、管理用として予約済みの.251~.254を抜いた、.128から.250の間で、当社が割り振ります | LPAR毎にOS用、LANコンソール用として2つのIPアドレスを利用します。 |
AIXに割り当てるIPアドレスなど | /25の第四オクテット.128~.255のうち、管理用として予約済みの.251~.254を抜いた、.128から.250の間で、当社が割り振ります | LPAR毎にOS用として1つのIPアドレスを利用します。 |
IBM iに割り当てるIBM iオペレーティングシステム提供ユーザープロフィールの初期パスワード | 任意に決定します | 開通案内で通知します。通知後は、速やかに変更してお客さまにて管理ください |
AIXに割り当てるAIXオペレーティングシステムのルールアカウントの初期パスワード | 任意に決定します | 開通案内で通知します。通知後は、速やかに変更してお客さまにて管理ください |
予約IPアドレス | 169.254.0.0/17 と 172.31.0.0/17は、本サービスが利用します。 | 共通機能ゲートウェイ、ライセンス監査レポートおよび外部接続ゲートウェイサービスが利用するIPアドレスとして予約します |
予約VLANID | 290, 321, 330 ならびに、3000~3999は、本サービスが利用します。 |
サービス品質¶
サポート内容¶
本メニューでは、Power Systemsの不具合事象に関連する解決および復旧作業を実施します。
Power Systemsを構成するハイパーバイザー、サーバーインスタンスの運用については、各メニューに準拠します。
脆弱性などの通知については、原則としてNI+Cより情報提供されます。
本メニューのサポート範囲は、 Supportの詳細情報 を参照してください。
- チケットによる不具合問い合わせ時は、以下情報を記載ください。
- テナントID
- エラーログ及びエラーコード
- 故障・停止した日時
- 疎通試験が可能なテナント内のIPアドレス
- ご利用されている接続環境に関する情報
計画保守¶
- Power Systemsの定期メンテナンスに関する情報は、原則40日前までにNI+Cより情報提供します。(ただし、緊急メンテナンス等の場合は除きます。)
- 外部接続ゲートウェイについては、日曜23時~月曜05時までをメンテナンス枠としています。
制約事項¶
コンピュートリソースの上限値および下限値¶
(IBM i)
対象 | LPARあたりの上限値 | プールあたりの上限値 | プールタイプ利用時のLPARあたりの下限値 |
---|---|---|---|
CPU(Power8) | 54,000 CPW(4コア) | 54,000 CPW(4コア) | 675 CPW(0.05コア) |
CPU(Power9) | 68,000 CPW(4コア) | 68,000 CPW(4コア) | 850 CPW(0.05コア) |
CPU(Power10) | 106,000 CPW(4コア) | 106,000 CPW(4コア) | 1325 CPW(0.05コア) |
メモリー | 64GB | 64GB | 4GB以上 |
ASP | 10TB | 10TB | 100GB |
仮想テープライブラリボリューム | 1 | - | - |
仮想テープライブラリ追加カートリッジ | 1 | - | - |
ECL接続 | 1 | - | - |
LTOテープマウント | 1 | - | - |
ネットワークセグメント | 1 | - | - |
(AIX)
対象 | LPARあたりの上限値 | LPARあたりの下限値 |
---|---|---|
CPU(Power8) | 6コア | 0.5コア |
CPU(Power9) | 6コア | 0.5コア |
CPU(Power10) | 6コア | 0.5コア |
メモリー | 64GB | 2GB |
ストレージ(ディスク) | 10TB | 100GB |
ドライブイメージ | 10TB x 1(ドライブサイズ指定可能) | - |
仮想テープライブラリボリューム | 1 | - |
仮想テープライブラリ追加カートリッジ | 2 | - |
ECL接続 | 1 | - |
LTOテープマウント | 1 | - |
ネットワークセグメント | 1 | 1 |
LPARの利用開始後のリソース変更(プールタイプを含む)¶
(IBM i)
変更対象 | 変更内容 | 可否 | LPAR停止の要否 |
---|---|---|---|
CPU | 増 | 可 | 不要 |
減 | 可 | 不要 | |
メモリー | 増 | 可 | 不要 |
減 | 可 | 要停止 | |
ASP | 増 | 可 | 不要 |
減 | 可 | 要停止 | |
ライセンス | 追加 | 可 | 不要 |
削除 | 可 | 不要 | |
仮想テープライブラリボリューム | 追加 | 可 | 不要 |
削除 | 可 | 不要 | |
仮想テープライブラリボリューム遠隔コピー | 追加 | 可 | 不要 |
削除 | 可 | 不要 |
(AIX)
変更対象 | 変更内容 | 可否 | LPAR停止の要否 |
---|---|---|---|
CPU | 増 | 可 | 不要 |
減 | 可 | 不要 | |
メモリー | 増 | 可 | 不要 |
減 | 可 | 要停止 | |
ディスク | 増 | 可 | 不要 |
減 | 可 | 要停止 | |
ライセンス | 追加 | 可 | 不要 |
削除 | 可 | 不要 |