Malware Protection¶
概要¶
Malware Protectionとは、本メニュー契約者が保持するウェブページにアップロードされるファイルについて、設定に応じてマルウェアかどうか検査を行い、マルウェアに該当する場合には契約者の指定した制御を行うサービスです。
検知対象をFQDN、パス、対象コンテンツで指定したポリシー毎に、ファイルの検査を行い、マルウェアのアップロードから対象のウェブページを保護します。
提供機能¶
本メニューで提供する基本機能は以下の通りです。
契約内容により含まれる機能が異なる場合があります。
機能  | 
概要  | 
ポリシーの作成  | 
マルウェアを検知する対象を以下の条件で指定したポリシーを作成します。 
-対象FQDN 
-対象パス 
-対象コンテンツタイプ 
 ※パスの指定にて、ワイルドカード(*)は利用できません。 
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疑わしいファイルの検知  | 
アップロードされたファイルについて、以下の条件に当てはまった場合に検知します。 
-マルウェアと判断されるデータが含まれる 
-コンテンツタイプの不一致 
検知したファイルへのアクションは「Deny」「Alert」から選択できます。 
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料金体系¶
月額¶
月額には、原則として基本額と加算額が存在します。(*)
種別  | 
料金に含まれるもの  | 
基本額  | 
コミット値までの基本機能の料金(契約内容により含まれる機能が異なります)  | 
加算額  | 
基本機能のうち、コミット値がある機能については、コミット値を超える分は加算額として請求されます。  | 
(*) 申込書の添付資料である見積書にて定義されている内容が優先されます。
制約条件¶
制約条件は以下の通りです。
本メニューのご利用にはCDN/Edge Platform Powered by Akamaiに規定されているApp and API Protectorを含む契約が必要です。
マルウェアを検知するポリシーは50件が上限です。
Transfer-Encoding:chunked メソッドでの通信ではマルウェアかどうかの検査は行われません。
- マルウェアかどうか検査可能なファイルサイズは50MBまでとなります。このサイズを超えるファイルに対しても「Deny」「Alert」からアクションの指定は可能ですが、マルウェアかどうかの検査は行われません。
 暗号化されたファイルは検査できません。
圧縮されたファイルも対象コンテンツタイプであれば検査されますが、圧縮されたファイルひとつとして検査を行います。
中国ではマルウェアプロテクションは提供できません。
