Content Protector

概要

Content Protector(以下、本メニュー)とは、グローバルに分散された Akamai Intelligent Platform を活用して、ボットが指定のHTMLファイル等にアクセスしていることを検知し、識別して対処するサービスです。
本メニューは特定のHTMLファイルにアクセスするボットの活動に対して、その脅威度に応じた措置をエッジサーバーで講じ、オリジンにはブロック対象とならなかった通信を転送します。
既存のWAFによる防御だけでなく、特定ページでスクレイピングを行うボットによる悪影響を防止することが可能です。

提供範囲

本メニューの提供範囲は、当社の指定するネットワーク上に設置されているアカマイサーバーになります。(別途、App and API Protectorのご契約が必要)
overall

提供機能

本メニューで提供する基本機能は以下の通りです。
契約内容により含まれる機能が異なる場合があります。

機能

概要

ボット検知ファイル指定

ボットの検知を行うHTMLファイルを指定し、ボットアクセスの脅威度を判定しながら対応する動作を実行します。

動作 --- Monitor

検知した際に遮断等の対策を行わず、通知だけ行います。

動作 --- Deny

検知した際にHTTPレスポンスコード403応答で明示的に拒否します。

動作 --- Tar Pit

検知した際に接続は許可しますが応答を返さずに放置します。

動作 --- Delay

検知した際にDelay(1-3秒)やSlow(8-10秒)のように応答を遅らせます。

料金体系

工事費

工事費には、初期構築費用やご利用開始後の設定変更費用が含まれます。

種別

料金に含まれるもの

工事費

本メニューの初期/変更構築や初期/変更設定に関わる費用

月額

月額には、原則として基本額と加算額が存在します。(*)

種別

料金に含まれるもの

基本額

コミット値までの基本機能の料金(契約内容により含まれる機能が異なります)

加算額

基本機能のうち、コミット値がある機能については、コミット値を超える分は加算額として請求されます。

(*) 申込書の添付資料である見積書にて定義されている内容が優先されます。

制約条件

制約条件は以下の通りです。

  1. AAPメニューとの併用が必要です。

  2. セキュリティレビューを行う際、AAPのその他機能と別に本メニューのためにレビュー権を追加で消費します。

  3. その他条件については、「導入時の注意事項」および「導入後の注意事項」を参照してください。