1. WebRTCのご利用方法

1.1. ダッシュボードの操作方法

アプリケーションの新規作成(APIキーの新規作成)

「アプリケーション一覧」画面で「新しくアプリケーションを追加する」をクリックします。

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「アプリケーション作成」画面で必要な項目を入力し、「アプリケーションを作成する」ボタンをクリックします。

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アプリケーション説明文

Enterprise Cloudのダッシュボードでの表示でのみ使 用されます。

128文字以下で指定してください。

利用可能ドメイン名

作成するアプリケーションで利用するFQDN名を入力します 。255文字以下で指定してください。

利用可能FQDNは複数指定可能です。

指定例:www.hogehoge.com

権限 TRUN

TURN(Traversal Using Relay around NAT) サーバを利用 する場合はチェックします。 TURNサーバは、通信が強力なセキュリティポリシーを 持つファイアウォールを経由する等の理由によりP2P通信 が出来ない場合でも、音声や映像データをリレーするこ とにより通信を可能とします。 ユーザーに最も近いTURNサーバが自動的に選択されます。 TURNサーバの利用は課金対象です。

SFU SFU(Selective Forwarding Unit)サーバを利用する場合 はチェックします。 SFUとは、P2Pではなくサーバを経由してメディアやデー タの送受信を行う技術です。 SFUモードでは、WebRTCのサーバを介して通信を行いま す。 クライアントが送信を行う通信経路をWebRTCサーバのみ に限定できるため、クライアントの負荷が軽減し、より 多くの人と同時に通信できるようになります。 SFUサーバの利用は課金対象です。
listALLPeers listALLPeers API を使用する場合はチェックします。
APIを利用する

このAPIは、APIキー毎のアクティブなPeerIDを取得 します。

詳しくは、APIリファレンスをご覧ください。

APIキー認証 を利用する APIキーの不正利用を防止するための認証機能を利用する 場合はチェックします。 利用方法はこちらをご参照ください。

アプリケーションの作成が完了すると、作成したAPIキーがアプリケーション一覧画面に表示されます。

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接続中PeerIDの表示

「接続中のPeerID一覧表示」をクリックすると、接続中のPeerIDが表示されます。

アプリケーションの設定変更

「設定変更」をクリックすると、アプリケーションの設定変更、APIシークレットキーの表示、シークレットキーの再生、アプリケーションの削除が可能です。

アプリケーションの一時停止/再開

アプリケーションのステータスが「利用中」の時に、「一時停止」をクリックすると、ステータスが「停止中」に変わります。その際、通信が出来なくなり、Signaling,TURN,SFUの利用料金は発生しなくなります。(基本料金は発生します)

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「利用再開」をクリックすると、アプリケーションのステータスは「利用中」に変わります。
ステータスが「利用中」になると、通信が出来るようになります。

アプリケーションの削除

「設定変更」→「アプリケーションを削除する」をクリックすると、アプリケーションを削除できます。

注釈

一度削除したアプリケーションは復活できません。 削除する前に、ステータスを一時停止状態で保管しておくことをご検討ください。

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1.2. サンプル・アプリケーションの作成方法

アプリケーションの新規作成

APIキーの新規作成とFQDNの入力は1.1をご参照ください。

ソースコードのダウンロードと編集

サンプル・アプリケーションのソースコード(1:1のビデオ通話アプリ)は、以下のGithubよりダウンロードしてください。

URL:https://github.com/skyway/skyway-js-sdk

「./exampls/_shared/key.js」の15行目の「<YOUR_KEY_HERE>」を作成したAPIキーに差し替えてください。 「./examples」配下の全てのファイルを Webサーバーに配置してください。

作成したアプリのURLをクリックし、カメラをオンすると、ビデオチャット画面になります。通信相手のIDを空欄で入力し、Callをクリックすると、相手への通信要請を送ります。相手が通信要請を承認すると、通信ができるようになります。