2.2.6.1. バーチャルサーバー の設定

クライアントの接続を受け付けリアルサーバーに受け渡す バーチャルサーバー のIPアドレスを設定します。
オブジェクト名の設定の際は、「オブジェクト名の推奨」を参考にしてください。

2.2.6.1.1. バーチャルサーバー 初期値

初期状態では、バーチャルサーバー は設定されていません。
お客さま環境に応じて、オブジェクトを用意してください。

2.2.6.1.2. バーチャルサーバー 設定項目

バーチャルサーバー の設定項目は、以下の通りです。

項目 説明
Virtual Server Name (半角英数字)
サーバーの名前を入力します。
日本語など2バイトの文字と次の記号は使用できません。
< > ( ) # ' " スペース(空白)
Virtual IP (リストから選択)
あらかじめ準備したVirtual IPを選択します。
複数の、同じIPアドレスのバーチャルサーバーを作成することはできません。
Status (リストから選択)
サーバーを有効(enable)にするか無効(disable)にするかを選択します。

2.2.6.1.3. バーチャルサーバー 追加

  1. 画面左側から Virtual Server をクリックします。

Object ‣ Virtual Server

画面右側の Virtual Server 画面で[+ オブジェクトを追加]をクリックします。

save

  1. 設定値を入力して、[保存]をクリックします。
    設定項目の詳細は、 バーチャルサーバー 設定項目 を参照してください。
    save

  1. [変更を保存]をクリックして、設定をデバイスへ適用します。
save


2.2.6.1.4. バーチャルサーバー 変更(編集/複製/削除)

  1. 画面左側から Virtual Server をクリックします。

Object ‣ Virtual Server

画面右側の Virtual Server 画面で変更対象の行を選択して、操作内容に応じてボタンをクリックします。

save

Virtual Server の各ボタンの説明です。
ボタン 説明
編集 既に設定済みの Virtual Server の値を変更します。
Duplicate
設定されている Virtual Server を複製して、同じ値が入力されたオブジェクト設定画面を開きます。
同じような値で別の Virtual Server を定義したいときに便利です。
Virtual Server Name は変更する必要があります。
行を削除
選択した Virtual Server を削除します。
Server Policyで使用中のオブジェクトは削除できません。

行を削除する場合、確認メッセージが表示されます。本当に削除する場合は[OK]をクリックしてください。
save

  1. [変更を保存]をクリックして、設定をデバイスへ適用します。
save