ルーティング設定

デバイスにスタティックルートを設定します。
[デバイス管理]からスタティック ルートを設定します。

ルーティング 初期値

初期状態ではお客さまネットワーク用のルートは設定されていません。
デフォルト ゲートウェイも設定されていないので、お客さまのネットワーク環境に応じて設定してください。

ルーティング 設定項目

ルーティング の設定項目は、以下の通りです。

項目

説明

ID

(自動付与)

作成順に付与されるIDです。編集できません。

Destination IP

xxx.xxx.xxx.xxx

宛先のIPアドレスを10進表記で入力します。

Subnet Mask

xx

宛先のサブネット マスクを10進表記で入力します。
(たとえば255.255.255.0は24と入力します。)

Gateway

xxx.xxx.xxx.xxx

このルーティングのゲートウェイIPアドレスを10進表記で入力します。

注釈

デフォルト ゲートウェイ

デフォルトゲートウェイとして設定したい場合は、Destination IP 0.0.0.0、Subnet Mask 0と入力し、Gatewayアドレスを指定してください。


使用禁止 IP address

次のIPアドレスは、インターフェース、ルーティング、オブジェクト、リストに使用することができません。
これらのIPアドレスを使用すると、正常に動作しない場合があります。
  • 100.65.0.0/16

  • 100.66.0.0/15

  • 100.68.0.0/14

  • 100.72.0.0/14

  • 100.76.0.0/15

  • 100.78.0.0/16

  • 100.80.0.0/13

  • 100.88.0.0/15

  • 100.91.0.0/16

  • 100.92.0.0/14

  • 100.126.0.0/15


ルーティング 追加

  1. 画面左側のオブジェクト画面から Routing をクリックします。
    オブジェクト ‣ Networking ‣ Routing

    画面右側の Routing 画面で[追加]をクリックします。

    Click Add


  1. 設定値を入力して、[保存]をクリックします。
    設定項目の詳細は、 ルーティング 設定項目 を参照してください。

    Save Object


  1. [変更の保存]をクリックして、設定をデバイスへ適用します。

    Save Config


注釈

デフォルト ゲートウェイ

デフォルト ゲートウェイ(Destination 0.0.0.0/0)の場合、[変更の保存]で設定を適用すると、Routing設定スクリーン上は「Destination IP」と「Subnet Mask」が表示されませんが、適用がエラーとならなければデフォルト ゲートウェイとして設定できています。

Default Gateway

ルーティング 変更(編集/複製/削除)

  1. 画面左側のオブジェクト画面から Routing をクリックします。
    オブジェクト ‣ Networking ‣ Routing

    画面右側の Routing 画面で変更対象の行を選択して、操作内容に応じてボタンをクリックします。

    Click Change


    Routing の各ボタンの説明です。

    ボタン

    説明

    編集

    既に設定済みの Routing の値を変更します。

    複製

    設定されている Routing を複製して、同じ値が入力されたオブジェクト設定画面を開きます。
    同じような値で別の Routing を定義したいときに便利です。
    ID は変更する必要があります。

    削除

    選択した Routing を削除します。


    削除の場合、確認メッセージが表示されます。本当に削除する場合は[OK]をクリックしてください。

    Confirm Delete Object


  1. [変更の保存]をクリックして、設定をデバイスへ適用します。

    Save Config