2.1.3.1. シングル構成のルーティング設定

デバイスにスタティックルートを設定します。
シングル構成の場合、[デバイス管理]からスタティック ルートを設定します。

2.1.3.1.1. ルーティング 初期値

初期状態ではお客さまネットワーク用のルートは設定されていません。
デフォルト ゲートウェイも設定されていないので、お客さまのネットワーク環境に応じて設定してください。

2.1.3.1.2. ルーティング 設定項目

ルーティング の設定項目は、以下の通りです。

項目 説明
ID (自動付与) 作成順に付与されるIDです。編集できません。
Destination IP xxx.xxx.xxx.xxx 宛先のIPアドレスを10進表記で入力します。
Subnet Mask xxx.xxx.xxx.xxx 宛先のサブネット マスクを10進表記で入力します。
Gateway xxx.xxx.xxx.xxx このルーティングのゲートウェイIPアドレスを10進表記で入力します。
Interface Port[4-10] このルーティングを設定するポートを選択します。
Comment (半角英数字)
コメントをつけたい場合は入力します。
255文字以内で、日本語など2バイトの文字は使用できません。

注釈

デフォルト ゲートウェイ

デフォルト ゲートウェイとして設定したい場合は、Destination IP 0.0.0.0、Subnet Mask 0.0.0.0と入力し、Gatewayアドレスとインターフェイスを指定してください。

Default Gateway

2.1.3.1.3. 使用禁止 IP address

次のIPアドレスは、インターフェース、ルーティング、アドレスオブジェクト、Destination NAT、Source NATに使用することができません。
これらのIPアドレスを使用すると、正常に動作しない場合があります。
  • 100.65.0.0/16
  • 100.66.0.0/15
  • 100.68.0.0/14
  • 100.72.0.0/14
  • 100.76.0.0/15
  • 100.78.0.0/16
  • 100.80.0.0/13
  • 100.88.0.0/15
  • 100.91.0.0/16
  • 100.92.0.0/14
  • 100.126.0.0/15


2.1.3.1.4. ルーティング 追加

  1. 画面左側のオブジェクト画面から Routing をクリックします。

    Networking ‣ Routing

    画面右側の Routing 画面で[オブジェクトを追加]をクリックします。

ClickAdd
  1. 設定値を入力して、[保存]をクリックします。 設定項目の詳細は、 ルーティング 設定項目 を参照してください。
Save Object
  1. [変更を保存]をクリックして、設定をデバイスへ適用します。
Save config

2.1.3.1.5. ルーティング 変更(編集/複製/削除)

  1. 画面左側のオブジェクト画面からRoutingをクリックします。
    Networking ‣ Routing
    画面右側の Routing 画面で変更対象の行を選択して、操作内容に応じてボタンをクリックします。
Save config

Routing の各ボタンの説明です。
ボタン 説明
編集 既に設定済みの Routing の値を変更します。
行を削除 選択した Routing を削除します。
Duplicate
設定されている Routing を複製して、同じ値が入力されたオブジェクト設定画面が開きます。
同じような値で別の Routing を定義したいときに便利です。
削除の場合、確認メッセージが表示されます。本当に削除する場合は[OK]をクリックしてください。
Delete
  1. [変更の保存]をクリックして、設定をデバイスへ適用します。
Save config