Global URL List(共通の Blacklist, Whitelist)

UTMウェブ フィルターの個別のプロファイルにかかわらず適用される共通のURLリスト(Blacklist, Whitelist)を定義します。

あらかじめ用意されている空のリストを必要に応じて編集してください。

Web FilterとGlobal URL Listは次のように連動しています。
相関図2

次のように順に判定し、合致するものがあればその定義を適用します。
まずURL Filterで指定されたURLをチェックし、blockの場合はブロックし、exemptの場合はブロックしません。

URL Filterのあと、Global URL Listをチェックし、Blacklistに含まれる場合はブロックし、Whitelistに含まれる場合はブロックしません。

Global URL Listのあと、Blocked CategoriesのURLかどうかが判定され、Blocked CategoryにratingされたURLはブロックし、そうでなければブロックしません。

Global URL List のパラメーター

[Global URL List]で扱うパラメーターの説明です。
項目 説明
URL Blacklist (半角英数字)
Web Filterプロファイルを適用したとき、ブロックするURLを入力します。
IPアドレスでは指定できません。
ワイルドカード*は使用できません。
「http://」は入力不要です。入力しても自動的に削除されます。
日本語など2バイトの文字と次の記号は使用できません。< > ( ) # ' " スペース(空白)
URL Whitelist (半角英数字)
Web Filterプロファイルを適用したとき、許可するURLを入力します。
IPアドレスでは指定できません。
ワイルドカード*は使用できません。
「http://」は入力不要です。入力しても自動的に削除されます。
日本語など2バイトの文字と次の記号は使用できません。< > ( ) # ' " スペース(空白)

URLの指定方法は、Web FilterプロファイルのURL Filterのsimpleと同じです。
ワイルドカードは使用できません。
例えば、example.comと入力した場合example.comのWebサイトにあるすべてのページ、サブドメインに対してActionが実行されます。

simpleの指定で特定のページへのアクセスに対してActionを実行したい場合はパスとファイル名も入力します。
例えば、example.com/sample/example.htmlと入力するとそのファイルのみがActionの対象となります。

Global URL List プロファイルの編集

Global URL List設定画面で[編集]をクリックします。
Web Filter設定スクリーン2

BlacklistとWhitelistにそれぞれ指定したいURLを追加して、[保存]をクリックします。
リストを変更するときは、対象のメンバーを選択して変更ボタンをクリックします。
Confirmation6
Firewall Policyで使用中のオブジェクトは削除できません。

[変更の保存]をクリックして、設定をデバイスへ適用します。

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