Managed FW/UTM 移行手順


移行概要

このページでは、v3 Managed FW/UTMを新環境へ移行するための手順を紹介しています。


前提条件/注意事項

設備更改における共通のガイドラインおよび注意事項については こちら の特設サイトをご確認ください。

v3 Managed FW/UTMの新環境移行時には、v3 Managed FW/UTMは通信断(Singleは約3分、HAは約1分)が発生します。​

本手順にて新環境へ移行した場合、元のフレーバーへ戻すことはできません。​

本手順の実施前にManaged FW/UTMのプラン変更を実施すると移行が正常に完了しない場合があります。プラン変更は移行後に実施してください。​

プラン変更、ファームウェアアップデート中に本手順を実行する場合、移行が正常に完了しない可能性があります。プラン変更、ファームウェアアップデート中の移行は実施しないでください。​

手順内に記載の所要時間や断時間は目安となります。基盤の状況によって前後する可能性がありますのでご了承ください。​

シングル構成の制約上、ワークフロー内でエラーが発生した場合は手動でのステータス遷移まで通信断が発生します。デバイス復旧には運用側の操作が必要となるため、速やかにチケット起票をお願いします。


警告

SDPFクラウド/サーバー ネットワーク Managed Firewall/UTMのファームウェアアップデート適用のお願い に記載のとおり、HA構成でプロキシーARP設定を利用している場合、切り替わりに想定以上の時間が発生する可能性があります。

デバイスに Proxy ARP が設定されている場合、通信断時間は 対向装置側の ARP キャッシュ更新タイミングに依存します。

そのため、通信断が発生する最大時間は以下のとおりです。

・最短:約1分(ARP キャッシュ更新タイミング次第)

・最長:約28分(Active系で最大約3分 +Standby系から切り戻るまで最大約25分)

ファームウェアアップデートを実施しない場合、新環境移行後でも通信断時間長時間化の事象は改善しないため、ファームウェアアップデートの適用後の移行を推奨いたします。​​​​​


Managed FW/UTM 移行準備

SDPFポータルへログインし、[クラウド/サーバー ネットワークセキュリティ]>[Managed Firewall] または [Managed UTM]>[対象リージョン]>[Operation]をクリックしてメニューを開きます。​

想定所用時間 3分30秒

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メニューから[オートメーション]をクリックします。​

想定所用時間:20秒

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Singleの場合は[UTM Flavor Migration]をクリックします。(1. シングル構成の場合)
HAの場合は[Cluster Flavor Migration]をクリックします。(2. HA構成の場合)

想定所用時間:20秒

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1. シングル構成の場合

1-1. Managed FW/UTM-Single 移行状況確認

[Check Migration Status]をクリックし、 Migration StatusがNOTDONEであることを確認します。確認しましたら右上の[×]ボタンを押します。

想定所要時間:30秒

※NOTDONE = Run Flavor Migrationの実施の必要あり、 DONE = 新環境移行済み​

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※Verify Flavor IDのMigration Statusが「NOTDONE」であることを確認します。

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タスク名とタスクの説明です。

タスク名

タスクの説明

Get OpenStack setup details

タスク実行に必要な情報を取得します。

Verify Flavor ID

新環境移行状況を確認します。


1-2. Managed FW/UTM-Single 新環境移行

[Run Flavor Migration]をクリックし、エラーなく完了することを確認します。(エラー時は赤色の×が表示されます。)

想定所要時間:7分

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../../../_images/FW_UTM_migration_2.png

※Final Statusのタスクが「緑色」になれば正常終了です。

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タスク名とタスクの説明です。

タスク名

タスクの説明

Check Migration Status

Check Migration Statusを実行します。

Stop Ping monitoring

Ping Monitoringを一時停止します。

Get OpenStack setup details

お客様のManaged FW/UTMのopenstack情報を取得します。

Stop the UTM

一時的にお客さまのManaged FW/UTM をシャットダウンします。(Start the UTMタスクが完了するまでシャットダウン状態が継続します。)

Get a Token

トークンを取得します。

Resize the UTM

フレーバーの移行を行います。

Start the UTM

お客さまのManaged FW/UTM を起動します。

Wait for UTM Ping reachability from MSA

お客さまのManaged FW/UTM に対して疎通を確認します。

Start Ping monitoring

Ping Monitoringを再開します。

Final Status

Run Flavor Migrationの移行状況を表示します。


1-3. Managed FW/UTM-Single 新環境移行確認

再び[Check Migration Status]をクリックし、Migration StatusがDONEであることを確認​します。確認しましたら右上の[×]ボタンを押します。

想定所要時間:30秒

※NOTDONE =Run Flavor Migrationの実施の必要あり、 DONE = 新環境移行済み

../../../_images/FW_UTM_migration_check_1.png

../../../_images/FW_UTM_migration_check_2.png

※Verify Flavor IDのMigration Statusが「DONE」であることを確認します。

../../../_images/FW_UTM_migration_check_3.png

../../../_images/FW_UTM_migration_check_4.png

以上で、v3 Managed FW/UTM Singleの新環境移行は完了となります。

2. HA構成の場合

2-1. Managed FW/UTM-HA 移行状況確認

[Cluster Check Migration Status]をクリックし、 Migration StatusがNOTDONEであることを確認します。確認しましたら右上の[×]ボタンを押します。

想定所要時間:30秒

※NOTDONE = Run Flavor Migrationの実施の必要あり、 DONE = 新環境移行済み​

../../../_images/FW_UTM_status_HA_1.png

../../../_images/FW_UTM_status_HA_2.png

※Verify Flavor IDのMigration StatusがMaster機、Backup機ともに「NOTDONE」であることを確認します。

../../../_images/FW_UTM_status_HA_3.png

../../../_images/FW_UTM_status_HA_4.png
タスク名とタスクの説明です。

タスク名

タスクの説明

Get OpenStack setup details

タスク実行に必要な情報を取得します。

Verify Flavor ID (Master)

HAのMaster機の新環境移行状況を確認します

Verify Flavor ID (Backup)

HAのBackup機の新環境移行状況を確認します


2-2. Managed FW/UTM-HA 新環境移行

[Run Cluster Flavor Migration]をクリックし、エラーなく完了することを確認します。(エラー時は赤色の×が表示されます。)

想定所要時間::15分​

../../../_images/FW_UTM_migration_HA_1.png

../../../_images/FW_UTM_migration_HA_2.png

※Final Statusのタスクが「緑色」になれば正常終了です。

../../../_images/FW_UTM_migration_HA_3.png

../../../_images/FW_UTM_migration_4.png
タスク名とタスクの説明です。

タスク名

タスクの説明

Check Migration Status

Check Migration Statusを実行します。

Stop Ping monitoring

Ping Monitoringを一時停止します。

Get OpenStack setup details

お客様のManaged FW/UTMのopenstack情報を取得します。

Set Context for First UTM

HAのMaster機の情報をセットします。

Stop the UTM

お客さまのManaged FW/UTMのMaster機をシャットダウンします。(Start the UTMタスクが完了するまでMaster機のシャットダウン状態が継続します。お客さまの通信はVRRPの切り替わりにより継続されます。)

Get a Token

トークンを取得します。

Resize the UTM

お客さまのManaged FW/UTMのMaster機のフレーバー移行を行います。

Start the UTM

お客さまのManaged FW/UTMのMaster機を起動します。

Wait for UTM Ping reachability from MSA

お客さまのManaged FW/UTMのMaster機に対して疎通を確認します。

Set Context for Second UTM

HAのBackup機の情報をセットします。

Stop the UTM

お客さまのManaged FW/UTMのBackup機をシャットダウンします。(Start the UTMタスクが完了するまでBackup機のシャットダウン状態が継続します。お客さまの通信はVRRPの切り替わりにより継続します。)

Get a Token

トークンを取得します。

Resize the UTM

お客さまのManaged FW/UTMのBackup機のフレーバー移行を行います。

Start the UTM

お客さまのManaged FW/UTMのBackup機を起動します。

Wait for UTM Ping reachability from MSA

お客さまのManaged FW/UTMのBackup機に対して疎通を確認します。

Start Ping monitoring

Ping Monitoringを再開します。

Final Status

Run Cluster Flavor Migrationの移行状況を表示します。


2-3. Managed FW/UTM-HA 新環境移行確認

再び[Cluster Check Migration Status]をクリックし、Migration StatusがDONEであることを確認​します。確認しましたら右上の[×]ボタンを押します。

想定所要時間:30秒

※NOTDONE =Run Cluster Flavor Migrationの実施の必要あり、 DONE = 新環境移行済み

../../../_images/FW_UTM_migration_check_HA_1.png

../../../_images/FW_UTM_migration_check_HA_2.png

※Verify Flavor IDのMigration Statusが Master機、Backup機ともに「DONE」であることを確認します。

../../../_images/FW_UTM_migration_check_HA_3.png

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以上で、v3 Managed FW/UTM HAの新環境移行は完了となります。

切り戻し方法/手順通り進まない場合の対処方法

切り戻し方法

切り戻しの機能は提供しておりません

手順通り進まない場合の対処方法

以下のような場合はチケットシステムよりお問い合わせください。

 ※チケット起票方法につきましては、「 SDPFクラウド/サーバー関連チケット起票方法 」を参照ください。​

→Migration StatusがDONEにならない​
(Run Flavor Migration/Run Cluster Flavor Migrationではエラーは発生しなかったが、​

その後のCheck Migration Status/Cluster Check Migration StatusでNOTDONEが返ってくる等)

→実行途中でエラーが出た​
(エラー時は以下のように赤色のマークが表示されます。)

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