VMware Cloud Foundation¶
メニューの概要¶
- システムのリソースが枯渇しており、クラウドへ拡張されたいお客さま
- オンプレミスに構築されているシステムのクラウドへの拡張を実現します。オンプレミスとクラウドのvSphere環境をシームレスに運用できます。同じvSphere環境であるため、クラウド化後も既存システムの資産(運用プロセス / 習熟した運用ツール)を活用することが可能です。また、仮想ネットワークスイッチを拡張することで、オンプレミスのセキュリティポリシーをクラウドへ展開できます。
- システムの拡張性を確保されたいお客さま
- Enterprise Cloudで提供される各種メニューと組み合わせることで、VMwareベースのシステムだけでなく、SAP、Oracle、Microsoftなど複数のソリューションで構成されたシステム全体のクラウド化を実現できます。
- TCO削減をされたいお客さま
- オンプレミスと比較して、新たにvSphere6.5の環境を構築する作業稼働を60%削減できます。さらに、データセンター、サーバー、ネットワークなどの物理環境の準備を行う必要はありません。また、VMware社が認定するクラウド基盤でご提供します。これにより、機器の互換性検証や、ネットワーク/ストレージ/クラスタリング設定などの稼働を削減できます。また、サーバー単位の従量課金で提供されるため、事業環境の変動に合わせたプライベートクラウドのコスト最適化を実現します。
<サービスイメージ>

メニューの特長¶
クラウド/オンプレミスのハイブリッド環境実現
一貫性の確保
オンプレミスの既存ビジネスプロセス/運用管理ツールの継続利用が可能
シンプルな運用
クラウドとオンプレの管理をvCenter Serverに統合
アプリケーションの管理/運用に集中
デプロイメント機能
本メニューは、VMware Cloud Foundationをお客さま専有環境で、お客さまが設定したパラメーターに基づいて、初期構築を行った状態でご提供いたします。お客さまは、vCenter Serverを構築する必要はありません。vCenter Serverからの仮想マシン作成から開始することができます。バージョンアップ機能(準備中)
本メニューは、VMware vSphere / vSAN / NSXなど本メニューが提供するVMware製品のバージョンアップをお客さま任意のスケジュールで代行します。お客さまは、必要に応じて仮想マシン配置確認などのバージョンアップの事前準備を行っていただければ、サービス側でVMware製品のアップデートをします。
用語集¶
Items | Contents |
VMware Cloud Foundation | VMware社の製品名
vCenter / ESXi / vSAN / NSXなどのVMware製品とそれらを管理するSDDC Managerで構成されるソフトウェアパッケージの名称です。
本メニューでは、上記製品の動作検証完了済みのサーバーを提供します。
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SDDC: Software Defined Data Center | VMware社製品で構成されるCompute / Storage / Network まで完全に仮想化された基盤をさします。
1つのvCenter Server配下のリソースが1 Software Defined Data Centerとなります。
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SDDC Manager | vCenter Server / ESXi / vSAN / NSX など本メニューが提供するVMware製品を管理するソフトウェアです。
NTT Comのベアメタルサーバーのコントロール機能と連携し、デプロイ機能や、バージョンアップ機能を実現します。
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vCenter Server | 仮想インフラストラクチャのためのサーバー管理ソフトウェアです。ESXiで仮想化されたサーバー群を統合管理します。
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ESXi | 物理サーバーをパーティショニングして、複数の仮想マシンを作成できるハイパーバイザー製品です。
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vSAN | Software-Defined Storageを実現するソフトウェアです。ハイパーコンバージド インフラストラクチャ ソリューションをさらに強化します。
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NSX | ネットワーク仮想化とセキュリティのプラットフォームです。
- 基盤となる物理ハードウェアからネットワーク全体を抽象化してソフトウェアで実行し、ハイパーバイザー レイヤーに組み込みます。
- すべてのネットワーク コンポーネントのプロビジョニングは数分で完了します。アプリケーションを変更する必要はありません。
- マイクロセグメンテーションときめ細かなセキュリティが個々のワークロードに適用されます。
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利用できる機能¶
機能一覧¶
ベアメタルサーバーメニューとの差分一覧をハイパーバイザー共通編に記載してありますので、合わせてご確認ください。
機能 | 説明 | |
SDDCの作成 | Software Defined Data Center(以下、SDDC)、アクセス用の仮想マシンを構築する機能です。
お客さまは、vCenter Server経由の作業を速やかに開始することができます。
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SDDCの管理 | SDDCの詳細 | テナント内のSDDCを一覧で確認することができます。
お客さまは、バージョン情報確認や、以下の各種機能を行うことができます。
(現在、ポータルからは、SDDCの削除のみ行うことができます。)
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SDDCの削除 | テナント内のSDDCを削除し、本メニューのご利用を停止することができます。 | |
バージョンアップ(準備中) | Software Defined Data Centerを構成するvCenter Server/NSX/vSANなどのバージョンアップを行う機能です。
お客さまは、任意のスケジュールで、バージョンアップを完了することができます。
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サーバー追加(準備中) | お客さま指定のSoftware Defined Data Centerにサーバーを追加する機能です。
お客さまは、vCenter Server経由で追加されたサーバーのクラスターへのアサインまで行うことができます。
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サーバー削除(準備中) | お客さま指定のサーバーを削除する機能です。
お客さまは、オンデマンドにサーバーを削除することができます。ディスク内のお客さまデータ消去も実行されます。
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サーバーの管理 | お客さまは、サーバーへのロジカルネットワークのポートの追加、削除、変更を行うことができます。 |
機能詳細¶
SDDCの作成¶
SDDC manager / vCenter Server / NSX Manager など、VMware Cloud Foundationの構成要素を構築し、vSphere Web Client (GUI)からご利用を開始できる状態でご提供します。
- お客さまよりご提示をいただいたパラメーターに基づき、以下の構成を構築してご提供します。設定できる各パラメーターの詳細は以下を確認してください。
仮想マシン | vCenter Server上の表記(VM名) | vCenter Server上の表記(DNS名) | |
VMware Cloud Foundation | vCenter Server | [vCenter仮想マシン名]と表記されます。 | [vCenterショートホスト名].[お客さまが指定するサブドメイン名].localと表記されます。 |
PSC (Platform Service Controller) | [PSC仮想マシン名]と表記されます。 | [PSCショートホスト名].[お客さまが指定するサブドメイン名].localと表記されます。 | |
NSX Controllers | NSX_Controller "UUID"と表記されます。 | nsx-controllerと表記されます。 | |
NSX Manager | [NSX Manager仮想マシン名]と表記されます。 | [NSX Managerショートホスト名].[お客さまが指定するサブドメイン名].localと表記されます。 | |
SDDC (Software Defined Data Center) manager | sddc-managerと表記されます。 | sddc-manager.[お客さまが指定するサブドメイン名].localと表記されます。 |
アカウント
項目 | Administratorアカウント | User Administratorアカウント | Cloud Adminsアカウント |
目的 | サービス側が管理するSDDC Managerと連携するためのアカウント | お客さまが特定作業を行うためのアカウント(特定作業:Cloud Adminsでは実施できない作業) | お客さまにご利用をいただくアカウント |
ユーザー名 | administrator@"お客さまが指定するドメイン名".local | "お客さまが指定するID"@"お客さまが指定するドメイン名".local | "お客さまが指定するID"@"お客さまが指定するドメイン名".local |
パスワード | サービス側で設定します。 | User-admin01 | Cloud-admin01 |
Role Group | Administrators | Administrators | CloudAdminGlobal / CloudAdminRestrict / CloudAdminDVPortGroupRestrict |
NSX Manager Role Group | Enterprise Administrator | Enterprise Administrator | Enterprise Administrator |
位置づけ | サービス側のアカウントとなります。(今後提供するバージョンアップ機能などに活用されます。)
本アカウントの削除、ユーザー名、パスワードの変更などいかなる変更も禁止されます。
|
すべての操作を行うことができます。Cloud Adminsアカウントで行うことができない必要な操作を行う際にご利用ください。
例:アカウントの作成/削除
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本メニューが禁止している操作を行うことができません。(詳細はご利用前の注意事項をご覧ください)
通常の操作ではこちらのアカウントをご利用ください。お客さまでアカウントを作成される場合は、同じRole Groupで作成されるようお願いします。
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ゾーン/グループの選択
サーバーの収容グループについては、弊社にてゾーン/グループを選択します。
ネットワークの設定
詳細設定は以下をご確認ください。
ロジカルネットワークの設定
ロジカルネットワークのプレーン | Logical Network | プレーン(Data plane/Storage plane) | IP アドレス / サブネット | デフォルトゲートウェイ | セグメント種別 | セグメントID | 分散仮想スイッチ |
データプレーン | お客さま指定値 | お客さま指定値 | お客さま指定値 | お客さま指定値 | vlan | お客さま指定値 | データプレーン用の分散仮想スイッチが設定されます。 |
お客さま指定値 | お客さま指定値 | お客さま指定値 | お客さま指定値 | vlan | お客さま指定値 | ||
ストレージプレーン | お客さま指定値 | お客さま指定値 | お客さま指定値 | お客さま指定値 | vlan | お客さま指定値 | ストレージプレーン用の分散仮想スイッチが設定されます。 |
お客さま指定値 | お客さま指定値 | お客さま指定値 | お客さま指定値 | vlan | お客さま指定値 |
vCenter Management用の分散仮想スイッチ設定
ロジカルネットワークのプレーン | 分散仮想スイッチ名 | Uplink | ポートグループの用途 | ポートグループ名 | vmnic | VMkernel Interface | Network I/O Control | MTU | マルチキャスト フィルタリングモード | Promiscuous mode | MAC Address | Forged Transmits |
データプレーン | お客さま指定値 | Uplink 1 | Uplink用 | SDDC-Dswitch-Pri-DVUplinks-"Default value" | vmnic 3 | ー | Disable | 9000 | Disable(マルチキャストはご利用いただけません) | Reject | Reject | Reject |
Uplink2 | Uplink用 | SDDC-Dswitch-Pri-DVUplinks-"Default value" | vmnic 0 | ー | 9000 | |||||||
データプレーンでの接続用 | SDDC-DPortGroup-External | ー | ー | |||||||||
ストレージプレーン | お客さま指定値 | Uplink 1 | Uplink用 | SDDC-Dswitch-Pri-DVUplinks-"Default value" | vmnic 1 | ー | Disable | 1500 | Disable(マルチキャストはご利用いただけません) | Reject | Reject | Reject |
Uplink2 | Uplink用 | SDDC-Dswitch-Pri-DVUplinks-"Default value" | vmnic 2 | ー | 1500 | |||||||
vCenter Management用 | SDDC-DPortGroup-Management | N/A | vmk 0 | ー | 1500 | |||||||
vSAN Management用 | SDDC-DPortGroup-vSAN | ー | vmk 1 | 9000 | ||||||||
vMotion用 | SDDC-DPortGroup-vMotion | N/A | vmk 2 | 1500 | ||||||||
VTEP用 | vxw-vmknicPg-dvs-"UUID" | N/A | vmk 3 | 9000 |
- ポートグループの設定
ポートグループ名 | ポート バインド | ポートの割り当て | ポート数 | フォルダ |
SDDC-DPortGroup-External | 静的バインド (Static bind) | 弾性 (Elastic) | 8 | Management Networks |
SDDC-DPortGroup-Management | 短期 (Ephemeral - no binding) | N/A | N/A | Management Networks |
SDDC-DPortGroup-vSAN | 静的バインド (Static bind) | 弾性 (Elastic) | 8 | Management Networks |
SDDC-DPortGroup-vMotion | 静的バインド (Static bind) | 弾性 (Elastic) | 8 | Management Networks |
vxw-vmknicPg-dvs-"UUID" | 静的バインド (Static bind) | 弾性 (Elastic) | 8 | Management Networks |
- VMkernel Interfaceは以下の設定値で提供されます。
VMkernel Interface名 | ポートグループ名 | vMotion | Provisioning | Fault Tolerance Logging | Management | vSAN |
vmk0 | SDDC-DPortGroup-Management | Disable | Disable | Disable | Enable | Disable |
vmk1 | SDDC-DPortGroup-vSAN | Disable | Disable | Disable | Disable | Enable |
vmk2 | SDDC-DPortGroup-vMotion | Enable | Disable | Disable | Disable | Disable |
vmk3 | vxw-vmknicPg-dvs-"UUID" | Disable | Disable | Disable | Disable | Disable |
- ポートグループのロードバランシング、フェイルオーバー設定は以下で提供されます。
ポートグループ名 | ロードバランシング | ネットワークのフェイルオーバー検出 | フェイルバック | フェイルオーバーの順序 |
SDDC-DPortGroup-External | 発信元の仮想ポートIDに基づいたルート (Route based on originating virtual port) | リンク状態のみ (Link status only) | Enable | 有効なアダプタ(Active) : Uplink1 / Uplink2
スタンバイアダプタ(Standby) : NA
未使用アダプタ(Unused) : NA
|
SDDC-DPortGroup-Management | 発信元の仮想ポートIDに基づいたルート(Route based on originating virtual port) | リンク状態のみ (Link status only) | Enable | 有効なアダプタ(Active) : Uplink1 / Uplink2
スタンバイアダプタ(Standby) : NA
未使用アダプタ(Unused) : NA
|
SDDC-DPortGroup-vSAN | 明示的なフェイルオーバー順序を使用(Use explicit failover order) | リンク状態のみ (Link status only) | Enable | 有効なアダプタ(Active) : Uplink1
スタンバイアダプタ(Standby) : Uplink2
未使用アダプタ(Unused) : NA
|
SDDC-DPortGroup-vMotion | 発信元の仮想ポートIDに基づいたルート(Route based on originating virtual port) | リンク状態のみ (Link status only) | Enable | 有効なアダプタ(Active) : Uplink1 / Uplink2
スタンバイアダプタ(Standby) : NA
未使用アダプタ(Unused) : NA
|
vxw-vmknicPg-dvs-"UUID" | 明示的なフェイルオーバー順序を使用(Use explicit failover order) | リンク状態のみ (Link status only) | Enable | 有効なアダプタ(Active) : Uplink2
スタンバイアダプタ(Standby) : Uplink1
未使用アダプタ(Unused) : NA
|
vSANの設定¶
- vSANの全般に関する設定は以下で提供されます。
項目 | 設定 |
ストレージへのディスクの追加(Add Disk Storage) | Manual |
デデュープ及び圧縮(Duplication /Compression) | Disable |
暗号化(Encryption) | Disable |
ネットワークモード(Network mode) | Unicast(本設定の変更は禁止事項となります。) |
vSANの設定
- vSANのデフォルトストレージポリシーの設定は以下で提供されます。
項目 | 設定 |
許容されるプライマリレベルの障害数(Number of failures to tolerate) | 1 |
オブジェクトあたりのディスク ストライプの数(Number of disk stripes per object) | 1 |
強制プロピジョニング(Force provisioning) | Disable |
オブジェクトスペースの予約(%)(Object space reservation) | 0 |
フラッシュ読み取りキャッシュの予約(%)(Flash read cache reservation) | 0 |
SDDCの管理¶
SDDC名
ステータス
以下のステータスが表示されます。
- 提供中 :SDDCが提供中です。
SDDCの削除
サーバーの追加(準備中)
サーバーの削除(準備中)
サーバーの選択
ディスク内データの消去
サーバーの管理
機能 | 利用有無 | ||
電源操作 | サーバー起動 | ✔ | |
サーバーの停止 | ✔ | ||
サーバーの再起動(リブート) | ✔ | ||
ブートモード変更 | NA | ||
サーバーのメタデータ変更 | NA | ||
サーバー詳細 | イメージ名 | プライベートISOイメージ | NA |
メディアの接続 | NA | ||
メディアの切断 | NA | ||
リモートコンソールアクセス (RCA) | SSL VPN | ✔ | |
コンソールアクセス | ✔ | ||
IPMI | ✔ | ||
UEFI | NA | ||
サーバー詳細 | 概要 | 情報 | ✔ |
スペック | ✔ | ||
物理NICポート | ✔ | ||
OS設定 | NA | ||
UEFI | NA | ||
物理NICポート | ポートの追加 | NA | |
ポートの設定変更 | NA | ||
ポートの削除 | NA |
メニュー¶
メニューリスト¶
項目 | 内容 |
プラン | Standard plan |
フレーバー | Workload Optimized 3 v1 |
VMware Cloud Foundation Bundle | 2.4.0 |
リモートコンソールアクセス | 30ID/テナント |
仮想デスクトップサーバー | サーバーインスタンスメニュー / フレーバー:2CPU-4GB / オフィシャルイメージテンプレート: CentOS 7.3-1611 |
メニューの説明¶
プラン¶
Standard Plan
フレーバー
- 最低4台からご利用いただけます。
- 1テナント毎に作成できるサーバーの最大数は30台となります。
- 1SDDCでは、30台まで構成することが可能です。
フレーバー名 | CPU | Core/CPU(総CPU数|総コア数) | CPU動作周波数(GHz) | メモリ(GB) | 内蔵ディスク | NIC | サーバーベンダー名 | 製品名 | 備考 | ||
System | Cache Tier(キャッシュディスク) | Capacity Tier(データディスク) | |||||||||
Workload Optimized 3 v1 | Intel Xeon Gold 6132 | 14(2P|28) | 2.6Ghz | 192GB | 2x M.2 SSD Sticks 120GB (RAID1) | 1x 800GB NVMe 2.5 SSF PM1725a | 4x 3.84TB SAS 12Gbps 2.5in SAS | 2x Intel x710 DP 10Gb DA/SFP+, (Total 4port) | Dell Inc. | DELL PowerEdge R740xd | vSAN Ready Node |
VMware Cloud Foundation Bundle¶
<2018年12月時点>
項目 | Version | Build Number | Edition | |
VMware Cloud Foundation Bundle | 2.4.2 | N/A | N/A | |
vSphere ESXi | 6.5.0 | 9298722 | Enterprise plus | |
vCenter Server | 6.5.0 | 9451637 | ||
VMware NSX | 6.3.5 | 7119875 | Enterprise | |
VMware vSAN | 6.6.1 | 8294253 | Enterprise | |
SDDC Masnager | 2.4.2 | 9311473 |
仮想デスクトップサーバー¶
vCenter Serverへのアクセス用に以下の仮想デスクトップサーバーをご提供します。
<スペック>
サーバーインスタンスフレーバー名 | vCPU数 | メモリ(GB) | ボリューム | OS |
2CPU-4GB | 2 | 4 | 15GB | CentOS 7.3-1611 |
<アカウント>
アカウント | |
ユーザー名 | root |
権限 | root |
お申し込み方法¶
新規お申し込み¶
<新規お申し込みプロセス>
プロセス | 実施方法 |
納期照会 | お客さまが、カスタマーポータルよりお申込み書をアップロード |
納期回答 | サービス側が、ご登録いただいたメールアドレスへ納期回答 |
正式申し込み受付 | お客さまが、カスタマーポータルより正式お申込書をアップロード |
パラメーターの受付 | お客さまが、カスタマーポータルよりパラメーターシートをアップロード |
<プロセス図>

運用¶
VMware Cloud Foundation運用範囲¶
※ Y : 本メニューの対応範囲 N : お客さま対応範囲
対象 | 運用範囲 | ||
Workload Optimized 3 v1 | アプリケーション | N | |
仮想マシン上のOS/ミドルウェア | お客さまが持ち込まれたイメージ | N | |
クラウドコントローラー/ハイパーバイザー (vSphere ESXi/vCenter Server/vSAN/NSX) | ソフトウェア仕様へのサポートを実施提供内容は以下”サポート”に記載 | ||
SDDC Manager | Y | ||
UEFI | N | ||
IPMIなどのファームウェア | Y ベアメタルサーバーメニューの詳細情報 を参照 | ||
ハードウェア | Y ベアメタルサーバーメニューの詳細情報 を参照 | ||
リモートコンソールアクセス | サービス側ネットワーク(SSL VPNルーター/ベアメタルサーバ-IPMIとの接続ネットワークなど) | Y ベアメタルサーバーメニューの詳細情報 を参照 | |
SSL VPNクライアントソフトウェア | Y ベアメタルサーバーメニューの詳細情報 を参照 |
サポート¶
サポート対象
VMware Cloud Foundationメニューにより作成したサーバーが対象となります。
対象となるバージョン
サポート期間
項目 | END OF GENERAL SUPPORT | END OF TECHNICAL GUIDANCE | ||
VMware Cloud Foundation Bundle version | ||||
vSphere ESXi | 6.5.0 | 2021/11/15 | 2023/11/15 | |
vCenter Server Appliance | 6.5.0 | 2021/11/15 | 2023/11/15 | |
VMware NSX | 6.3.5 | 2020/02/02 | 2021/02/02 | |
VMware vSAN | 6.6.1 | 2021/11/15 | 2023/11/15 |
注釈
サポートの内容
外部リンク:Support Policies
サポートに含まれるもの
vSphereESXi/vCenter Server/NSX/vSANの使用方法に関する問い合わせへの回答
サポートに含まれないもの
- お客さまシステムへ直接ログインした不具合調査・不具合解消作業 [3]
- お客さまシステムの設計・構築作業
- お客さまの想定性能が出ないなどのパフォマンスチューニングに類する問い合わせへの回答
- vSphereESXi/NSX/vSANの問題と断定できない問題に関する対応
- お客さまご自身でのVMware社への問合せ
- vSphereESXi以外の製品ベンダとの複合的な問題が発生した場合における、直接他ベンダーとコミュニケーションの実施
- 本サービス対応時間外の対応。対応期限を指定しての対応 [4]
[1] | 不具合/障害の復旧を保証するものではありません。 |
[2] | vSphereESXi/vCenter Server/NSX/vSANの不具合であった場合において修正を保証するものではありません。 |
[3] | 調査に必要なログ取得およびアップロードも含みます。 |
[4] | あくまでも回答は、ベストエフォートとなります。可能な限り迅速な対応を行いますが、
問い合わせが集中した場合やVMwareサポートの回答遅延などによりご期待に沿えない場合があります。
|
サポート窓口
以下の体制で対応します。
<体制図>

- vSphereESXi製品に関する問い合わせ本サービスチケットシステムより問い合わせください。その際には以下のフォーマットを使用し必要事項を記載いただき、チケットを起票ください。
注釈
ログファイルなどにつきましてはVMware社サポートセンターにて提供されるアップロードサイトに送付いただきます。 アップロードサイトの詳細は弊社よりご案内します。
ベアメタルサーバーの故障対応¶
故障パーツ毎の活性交換/非活性交換一覧
ハードウェア
- Workload Optimized 3 v1
パーツ | 活性交換 | 非活性交換 | 即時交換 |
マザーボード | N/A | ✔ | ✔ |
CPU | N/A | ✔ | ✔ |
メモリ | N/A | ✔ | ✔ |
RAIDコントローラー | N/A | ✔ | ✔ |
SSD (System) | N/A | ✔ | ✔ |
SSD (Cache Tier) | ✔ | N/A | ✔ |
SSD (Capacity Tier) | ✔ | N/A | ✔ |
NIC | N/A | ✔ | ✔ |
FAN | ✔ | N/A | ✔ |
電源(両系) | N/A | ✔ | ✔ |
電源(片系) | ✔ | N/A | ✔ |
ソフトウェア
パーツ | 活性交換 | 非活性交換 | 即時交換 |
ファームウェア (IPMI、UEFI、NIC、RAIDコントローラー) | N/A | ✔(本メニュー既定のバージョン) | ✔(本メニュー既定のバージョン) |
活性交換対応拠点
活性交換が対応可能な拠点は以下の通りです。
活性交換対応拠点一覧
リージョン | Workload Optimized 3 v1 |
JP1 | N/A |
JP2 | N/A |
JP4 | ✔ |
JP5 | N/A |
UK1 | N/A |
US1 | N/A |
SG1 | N/A |
DE1 | N/A |
HK1 | N/A |
AU1 | N/A |
開示情報¶
プロダクトライフサイクルポリシー¶
- 各ステータスの定義
- End of Marketing :在庫分のみ販売する期間の開始月
- End of Sale :販売停止月
- End of Life :サポート停止月
ハードウェア¶
プロダクトライフサイクル_ハードウェア
フレーバー名称 | End of Marketing | End of Sale | End of Life |
Workload Optimized 3 v1 | N/A | N/A | N/A |
ご利用条件¶
最低利用期間¶
最低利用期間は設けておりません
最低ご利用台数¶
4台となります。
ご利用前の注意点¶
本メニューはVMware Cloud Foundationライセンスとベアメタルサーバーのセット提供となります。
本メニューは月額固定費+時間従量課金で提供されます。月途中に解約された場合、従量部分と合わせ固定部分の料金が課金されますのでご了承ください。
- ご利用をいただく際に、VMware社が定めるEULAに同意していただく必要があります。外部リンクVMware社End User Lisence Agreement(EULA)
お客さまライセンスと本メニューで提供されるvSphereESXiライセンスの切り替えは双方向とも実施できません。
本メニューでは、お客さま環境の設計/構築/運用サポートは行いません。
本メニューに対して、モニタリングメニューはベアメタルサーバーメニューと同一の機能が提供されます。(サーバーIDはサーバー詳細のベアメタルサーバーIDにて管理されます。)
vSANのマルチキャスト通信モードはご利用いただけません。ユニキャストモードのみご利用いただけます。
ESXiホストへ直接SSH接続することはできません。ESXiホストへの接続はvSphere web client からご利用ください。
- 仮想デスクトップサーバーについては以下の点についてご注意ください。
- 弊社仮想デスクトップサーバーにはSSH(port番号: 22), RDP(port番号: 3389)プロトコルにて接続が可能です。
- 弊社が仮想デスクトップサーバーを構築する際は、お客様にご指定頂くロジカルネットワーク経由で当該仮想デスクトップサーバーがインターネットへ接続できることが前提となります。事前にロジカルネットワークを含めた各種設定をお確かめください。
- 仮想デスクトップサーバーの料金は、本メニューと別料金で請求されます。
- 仮想デスクトップサーバーを引き渡し後、当該サーバーへのログインを伴うサポート(お客さま環境の調査等)は行いません。
- 仮想デスクトップサーバーのバージョンアップや脆弱性対応などの管理・運用はお客さまにてご対応ください。
- 以下の操作を行うことは禁止となります。ご注意ください。(以下の操作ができないアカウントとしてCloud Adminsを作成し、ご提供します)
禁止事項 | オブジェクト | 説明 | |
名前(name)の変更 | vCenter Server | 名前(Name)の変更は禁止されます。 | |
Datacenter | |||
Cluster | |||
ESXi hosts | |||
Management用の分散仮想スイッチ | |||
Management用のポートグループ | |||
vSAN Datastore | |||
仮想マシン | SDDC Manager | ||
vCenter Server | |||
PSC (Platform Service Controller) | |||
NSX Manager | |||
NSX Controllers | |||
Datastore | |||
Management用の分散仮想スイッチ | |||
Management用のポートグループ | |||
Management用仮想マシンのフォルダ | |||
Management用リソースプール | |||
禁止事項 | 説明 | ||
AutoDeployのご利用 | AutoDeployをご利用することはできません。
お客さまはECLのカスタマーポータルよりサーバーをデプロイを申し込めます。
|
||
Certificateの変更 | Certificateの変更はできません。 | ||
Datastore | Move | vSAN Datastoreの移動、削除はできません。 | |
Remove | |||
vCenter Management用の分散仮想スイッチ | Delete | 最初に構築したvCenter Management用の分散仮想スイッチの削除、修正、移動はできません。
お客さまデータ/ストレージネットワーク用の分散仮想スイッチは自由に構築いただけます。
|
|
Modify | |||
Move | |||
vCenter Management用のポートグループ | Delete | 最初に構築したvCenter Management用のポートグループの削除、修正、移動はできません。お客さまデータ/ストレージネットワーク用のvCenter
Management用のポートグループは自由に構築いただけます。
|
|
Modify | |||
Move | |||
vCenter Management用仮想マシンのフォルダ | Delete | 最初に構築したvCenter Management用仮想マシンのフォルダの削除、修正、移動はできません。
vCenter Management用仮想マシン以外のフォルダは、自由に構築いただけます。
|
|
Modify | |||
Move | |||
vCenter Management用リソースプール | Delete | 最初に構築したvCenter Management用リソースプールの削除、修正、移動はできません。
vCenter Management用以外のリソースプールは、自由に構築いただけます。
|
|
Modify | |||
Move | |||
Host > Inventory | |||
Host > Configuration | |||
Host > Local Operations | |||
Host Profile | |||
VMware vSphere Update Managerのご利用 | |||
本メニューが提供していないVMware製品のバージョンへの変更 | |||
Permissions | CloudAdminGlobal / CloudAdminRestrict / CloudAdminDVPortGroupRestrictの削除、変更 | 削除、変更は禁止されます。新規にアカウントを作成される場合、本Role Groupを適用されることを推奨します。 | |
アカウント | Administratorのアカウント名/パスワード/Role Groupなどの変更 |
制約事項¶
- 本メニューが提供するVMware社ライセンスの管理責任は、お客さま責任となります。ライセンス流出により発生した損害について、弊社は一切の責任を負いません。
- 本メニューの禁止事項を行った場合、お客さまvSphere 環境の維持、管理ができなくなります。誤って実施された場合は、速やかにご連絡ください。
- vSAN障害起因でvCenterにログインできない場合、もしくはESXiホストに直接ログイン出来ない場合は再起動を実施せずに、弊社までチケットにてお問合せください。
- Wake on LAN機能を利用した機能はご利用いただけません
以下を行った場合、本サービスはお客さまへの通知なく、強制的にサービスの提供の停止処置を実施させていただきます。
- 本メニューで提供されるvSphere ESXiライセンスの他環境や異なるサーバーへの利用
- 本メニューで提供されるサーバーをお客さまライセンスで運用するvCenter Serverに登録/管理すること
- 本メニューが定める禁止事項を故意に行ったと判断した場合